歳を取れば多くの人が進む「動脈硬化」
動脈硬化による病気は、身体の部分によりますが命にかかわることが多い。
早めに発見すれば対処のしようがありますが知らないうちに病気が進行すれば、突然の
死ということにもなりかねない。
脳ドックとは
健康診断は受けているが脳ドックは受けたことがないと言う人、大勢いると思います。
近年の医療技術の進歩によって、命にかかわる病気が早くに見つかり助かることも
多くなっている。
動脈硬化が心配な場合、特に脳の場合は一般的な健康診断や検査では見つかりにくい
もともと検査を受ける機会も少ない。
「脳ドック」とはあらゆる脳血管の病気に関する専門的な高度な知識やスキル、最新鋭
の検査機器を用いて、病気の予兆を探す重大な責任をもつ検査機関です。
脳ドックで行う検査内容
- 頭部MRI(磁気により頭蓋骨の影響を受けることなく脳の中が診断できる検査)
- 頭部MRA(脳内の血管を画像処理)
- 頭部CT(MRIの不得意な部分を検査)
- 頸動脈エコー(血流の速さ血管壁の厚さなど動脈硬化の程度がわかる)
突然襲ってくる死
今日の記事を書いている動機というか理由ですが、ここ数年で身内や知人など同世代の
人が突然、逝ってしまった。
脳梗塞など糖尿病がらみのことが原因であった。
58歳、67歳
高齢というには早すぎて、普段はバリバリに働いていた人間。
1人は社長でもう1人は経営コンサルタント
頭も体も使っている人でした。
突然、倒れて入院をしてすぐに逝ってしまったが、共通していたのが健康診断など受け
ることが少なく、糖尿病の進行など本人も家族も知らなかったと言う。
ご家族とも話したが、病気の兆候は昔からあったようなので「脳ドック」
受けておけば助かった命だったかもしれない。
blogのお仲間や遊びに来てくれる人、そんな悲しみや後悔がないよう参考に
してもらえることがあればと思い書きました。
頭痛もデブが原因?
サイヤGですが、心臓部や足の付け根まで動脈乖離や、その後も動脈瘤の兆候があり
全身が動脈硬化。
当たり前だよね😭血液はどこまでも繋がっているから
部分的に健康であるわけがない。
心臓手術や糖尿病の時から世話になっている担当医の先生から勧められ
「脳ドック」を受けました。
脳内の瘤(りゅう)や血液滞りなどは心配ないと言うことで一安心。
「水もよく摂られているようですね」と先生が言うのでキョトンとしていると
脳のMRIで脳内の水分や油分などの状態もわかるのだそうです。
認知症が進んでいたり、何かトラブルがある場合は、脳内の水分(密度)など少なくなっ
ているそうです。
気を良くして聞いていたのですが、ここ10年くらい悩まされている偏頭痛や顔面のひき
つりなどの話しになり「痩せたら改善しますよ!」と言うではないですか。
詳しく聞けば・・・脳の中に縦に走っている血管が動脈硬化になっていてカチンカチン
の血管、しかも首に近い方は右側に曲がっていて顔面や脳内に走っている
神経に触れる。
若ければ、血管が柔らかいので少しの接触でもクッションのように干渉しないのだが、
アナタの場合は、血管と神経が反発しあっている。
呼吸のタイミング、外部からの刺激(まぶしい、音がうるさい)などで顔の神経、頭痛の
つながるのだろう、との見解でした。
先生の説明は、自分の症状や状況など合点がいくことばかりでした。
「それでどうしたらいいですか?」と尋ねたら
「痩せる事ですね!」
痩せると血管と神経の干渉度合いも軽減するようです。
痩せることで血圧も下がると血管への負荷も減ると言うわけです。
どこまで苦しめるんだ!このデブは・・・
と誰かを攻めるわけにもいかず、最大時より20キロも減って普通のデブになって
調子づいていた自分を戒めることになったのです。
まとめ
人それぞれの生き死、面白おかしく書くつもりではないのですが
中高年のレディー&オヤジ、この記事読んでいたら脳ドック
予約しておきましょう! アンダー中高年の人も!
繰り返しになりますが
「え! あの人が」と言われないように
「自分は突然、病気や死がやってくるわけない」と思い込まずに
常日頃の身体メンテナンス、チェックは怠りなく行いましょう。
何か起こってから脳ドックや検査では遅いのです。
現代では命にかかわる重病と言われていたものさえも予兆が発見できれば
対処のしようがあります。
命にかかわる前に治療をする、食事を変える、生活を変える。
予兆さえ見つかれば改善することができる。
こんな心配や気持ちがある人は
- いきなり自分が自分じゃなく無くなるのがイヤなら
- まわりの人、家族、大事な人たちを悲しませたくなければ
- 神様から与えられた寿命を大事にしたいなら
検査や「脳ドック」を近い将来に予定を入れておきましょう。
脳ドック検査の申し込み方
脳ドックは基本的に症状が出ていない状態の検査になるため、治療ではありません。
検査前に調べておくほうが良い事。
- 健康保険の適用外になるのが一般的です。
- 医療施設によって検査料金にけっこうな差があります。
- 加入している生命保険によっては適用になる場合があります。
- お住まいになっている市町村で補助金を出している場合があるので調べてみましょう。
- 頭部のみにするか、頸部も検査するかなどで費用が変わります。MRIかCTによる検査かなどで料金は変わります。
一般的な検査で1万円〜数万円かかる脳ドックですが、内容や検査の組み合わせは
年齢や自分の症状、生活習慣などに合わせて判断するのが良いと思います。
自宅でチェック(血液1滴)できる検査、がんや生活習慣病など気になる方は
簡易検査も早期発見の手段となります。