ここ最近の「驚くような電力料金の値上げ!」
サイヤG、何十年も省エネのコンサルタント会社やっていた。
世間様の企業や法人の省エネ化の手伝いはしていたが自分のおウチ
「灯台下暗し」を続けた何十年、移住した自分の家庭を見直してみました。
生活を変えない省エネで節約
今回の電気料金の値上げですが
思うところが2つある!
1つ目は「電力会社の決める値上げ幅が正当か?」
電力会社的に、果たして値上げ幅の実態は???
商品やサービスを提供する場合、需要と供給のバランスはあるが
そもそも30%、40%も値上げする場合
それを欲しい側のお客様(国民)は、納得するわけがない。
お客様は他から買うことができないことをいいことに
自分達の企業努力はしているのか?
だいたい・・中小企業なら
自分の会社の商品やサービスを、長期的に大幅に値上げしなければならないような場合
まずは役員含めた人件費の削減、リースなどの見直し、資産の売却
経営の合理化をして「売価=電気料金」にできる限り、値上げにならないように
するが
今回のことは、そんなこと関係ねー。
自分達の腹は痛めずに
国民からかき集めて問題を解決しようとする。
いや原発再稼働を着々と進める資金を集めているようにも思える。
国営に近い、電力会社
やりたい放題
政府や政治家も、つるんでいるので見て見ぬふり。
岸田内閣の電気料金の負担を和らげる対策など
ネコだましのようなもんだ。
2つ目は、国民側の問題!
一回、人間は楽を覚えるとガマンをしていた頃には戻れないもの。
現代日本も、そう。
電力事情が逼迫していても、国民の使っている側はノーテンキ
「電気は使い放題、自分で払っているからね😦」
省エネと騒がれて30年近くになるが
法人や企業など努力を続けて、減ってきているが
問題は「個人」や「家庭」
日本人の暮らし、特に各人や家庭では節約などあまり頭にはない。
実際に、この30年
人口も増えていないのに一般家庭(グリーン部分)の消費電力は横ばいか伸びている。
そして業務地(ブルーの部分)とは、ショッピングセンター・オフィス街や全国の
コンビニ・ファストフード店、飲食店などの施設を指す。
【第214-1-1】部門別電力最終消費の推移
参照:経済産業省エネルギー庁「エネルギー白書2018」
製造業や物流など消費電力を下げる努力を続けていても
国全体の中では、個人が快適、満腹、贅沢感を味わうための「消費電力」
は下がることがない。
人口も増えていないのに😯
ここの電力会社の値上げは、各家庭や中小企業、飲食店など個人店など
直撃する。
光熱費が30%以上、上がるなど首吊りもんだ😣
この30年間、よそ様の会社の省エネに取り組んできたサイヤG
国全体を俯瞰(ふかん)している余裕など無い!
自分のおウチの省エネに本気で取り組まないと、破産者の先に未来はない。
軽口を叩いている場合ではなく
自分のおウチをチェックしてみた。
待機電力を無くせ
前置きばかり長くなったが、家庭で節電するには、使わなきゃいい。
- 使い方を工夫する
- 使わない時には切る
コンサルタントだろうと、このくらいの事しか言えません。
しかし注意点がある!
2の「使わない時には切る」
本当に切っていますか?
どんな電気用品をどれだけ使うかかは各個人や家庭の勝手だが
問題は「待機電力の大きさ」
こまめに切っているつもりでも、電源から切らないことには
電化製品の機器やリモコンなど、電気は消費し続けている。
たとえ一つ一つが少なくでも、24時間、365日、何十年と使い続ければチリツモ。
リモコンで直ぐにTVやエアコンがつく
これらの電気用品を使うためには、タイマー予約、時計、メモリーなどの
機能を作動されておくため、電気を使っています。
テレビを見ていなくても、エアコンを使わなくても電気を消費している。
寝ている時でも
「そんなの大したことないでしょ」と思うなかれ。
資源エネルギー庁の調べでは、一般的なひと世帯あたりの消費電力は
4,432kwhで、そのうちの228Whが「待機電力」
各家庭やマンション、アパートなどで使われている電力の5%相当が「待機電力」
と推計されている。
待機電力を無くすと
電気料金単価は、それだれの地域や契約で違いますが
一般的な単価27円を当てはめると、一般家庭の待機電力の6,156円にもなる。
ただし待機電力は全て✖︎にするのはマズい
一般家庭で、1番多く消費している「待機電力」は意外にもガス温水器。
燃料を使う機器ですが、お湯の温度や量を測定するためのセンサーや
ガスや水などの制御べん、設定温度などはすべて電気を使う。
この定期電力は仕方なしとするしかない。
あとはテレビ、エアコン
これらは長時間、使わなければ主電源から切っておけば待機電力は
発生しない。
これらだけでも待機電力は、半分に減らせます。
年間、3000円のコストが減り、他に回すことができる。
日本国は、4,885万世帯(2020年調べ)と言われているので
その世帯全体が「待機電力1/2」に取り組めば、どれだけの省エネ効果が
得られることか。
節電タップを使う
テレビの裏、壁の下の方など
電化製品が繋がれている主電源(ソケット)は、人目につきにくい所
抜き差しがしづらい場所にある。
おウチの省エネ=待機電力を減らすには
いつも見える場所、スイッチの入り切りがしやすい場所に「節電ラップ」
を置いて、徹底するのが良いです。
まずは就寝前に、どの架電製品が夜、動いていなければ
ならないのか?
考えてみませんか。
《待機電力を減らす!節電タップ》