沖縄に住んでいると手軽に食べられる紅ポテトサラダです。
《目次》
海を渡れない紅芋
沖縄特産品の紅芋は、さつまいもの一種で中身は赤紫色です。
紅はるかなど「紅」と名前はついていても中身は
さつまいもと同じで黄色味がかったうす茶です。
「紅芋」赤紫の色素は、アントシアニン(ポリフェノールの一種)で
ブルーベリーや紫キャベツなどにも多く含まれている色素で栄養分です。
「アントシアニン」は体にとってこんな良い働きをします。
- 目の疲れや視力の回復に効果
- 老眼の予防
- 抗酸化力のアップ
- 血管と血糖の調整する機能が高い
紅芋は、本土ではどこを探しても見かけることはありません。
紅芋に被害を与える害虫の中には、沖縄の土中にしか生息していないものがある。
そのため、さつまいも類の病害虫が広がらないために
沖縄県産の紅芋は「生のまま」であれば持ち出しが法律で禁止されています。
加工されたものであればネットで購入が可能です。
あとは東京にお住まいなら「銀座わしたショップ」
《お料理、紫色にするなら紅芋しかない》
銀座わしたショップ
紅ポテトサラダ
▶︎材料(4人前)
- 紅芋・・・300g
- カボチャ・・・50g
- タマネギ・・・1/4個
- マヨネーズ・・・大さじ3
- 粒マスタード・・・大さじ1
- 塩・黒コショー・・・適量
- トマト・貝割れダイコン・・・少々
▶︎作り方
- 皮をむいた紅芋、カボチャを2〜3cm角で切って、電子レンジで加熱して柔らかめにする。
- タマネギをみじん切りにして手でしぼって辛味を減らす。
- 1の粗熱が取れたら、タマネギみじん切りを加えて、マヨネーズ・粒マスタード・塩、黒コショーで味を整える。
- 器にもって、トマト・貝割れ大根を飾ったら完成です。
▶︎MEMO
紅芋は加熱すると、粘りが出てネットリします。
カボチャも、それに合わせて柔らかめにしました。
食感も優しいポテトサラダになりました。
紅芋・カボチャ、どちらもスイーツの材料になるだけ甘みが強い。
なので、粒マスタードとタマネギのみじん切りで味にアクセントを
つけたポテトサラダです。
色のついた野菜(まとめ)
紅芋やカボチャ、トマトなど色が鮮やかな野菜は
“色素”自体に人間にとっての栄養があります。
野菜や果物は、強い紫外線の中で身を守るために
「フィトケミカル」と呼ばれる天然の化学物質を作り出します。
人は、フィトケミカルを多く含む植物を、食べ物として摂れば
体内で活性酸素を抑える働きをします。
色素の強い植物、野菜も果物も
カラダを強くしてくれる。
様々な色も楽しみながら、色々食べて
元気にいきましょう!
《本土で紅芋いただくなら、こちらをチェック》