「やちむん」とは沖縄の焼き物のことです。
やち(焼き)むん(物)
厚みのある形、素朴な佇まいがたまりません。
沖縄好きの人、ほぼほぼ、やちむんも好き。
そんなアナタにおすゝめな「やちむん」
《目次》
やちむんの歴史
「やちむん」は沖縄に伝わる伝統文化
焼き物文化は、ヤチムンの愛称で親しまれるようになりました。
日本全国にある陶器、器も土をこねて、形を作り、そして火を入れて焼き上げる。
この点は、ヤチムンも同じですが
素材となる粘土は、沖縄特有のもので、サンゴ礁の堆積による石灰成分と鉄分が
多く含まれている赤土のため
陶土なのに、磁器製品のように製法技法なのです。
県内各地にヤチムン陶房がありますが、有名な場所は
年に数回、週末には焼き物市が催され、地元客や観光客でにぎあいます。
「やちむん」の歴史を知るには、発祥の地である
那覇市の壺屋焼き物博物館に行くのがおすゝめです。
やちむん歴史を知るには
やちむんの里
やちむんの里は、読谷村内の陶芸家が集中しているゾーンで
観光客には見逃せない場所。
作風の違う、陶芸家の作業場や作品が見られるので
一日中、散策していても飽きません。
やちむんの里、全体のイラストがありわかりやすいサイトが
あったので貼りつけました。
やちむんの里ガイド
やちむん&カフェ「群青」
読谷村、やちむんの里にあるカフェ「群青」
実は、ここ窯元に併設されたカフェです。
コンクリート打ちっぱなしのシャレた建物。
カフェとなっているがピザが抜群!
焼く技術は、やちむんもピザも一流ということか(^O^)
食器は全てやちむんで、一つとして同じものはない。
メニューは少ないけれど(ゴメンなさい)
同じメニュー、何回食べても、違うもののような気になる。
店内にはギャラリーも併設されているので
ゆったりと食事をとりながら、やちむんが堪能できます。
やちむんと泡盛
やちむんと泡盛は切っても切れない!
泡盛は、個性の強いお酒
やちむんの甕(かめ)に寝かせておくことで
甘くまろやかな「古酒(クースー)」に変わります。
泡盛を古酒に変化させるのに欠かせないのが、やちむんの「荒焼」
釉薬(うわぐすり)を塗らずにじっくりと焼き締められる荒焼には
ミネラル分が多く含まれていて、高級脂肪酸というものとアルコールの
化学反応を引き起こすことで「古酒(クースー)」が誕生するわけです。
さらに荒焼には、空気が含まれるため適度に酸化が進み味も変化します。
「甕(かめ)」は表面に凹凸がなく、傷がないものが良いとされます。
泡盛の酒造所も、窯元を訪ねて「甕」にこだわる。
個人的に好きな泡盛「忠孝」さんは自社で甕作りもしている。
工場見学、併せて試飲もしているので年代別の「古酒」楽しめますよ。
泡盛「忠孝」酒蔵見学
やちむんサイヤG風アレンジ
こつこつと集めた「やちむん」
大皿は、よくblogで紹介するレシピに使っています。
今日は、やちむん豆皿を使ったお膳を用意してみた。
琉球の豆皿七品
上から右回りに
原価計算してみたら7品で200円かからない
こんなお通しで、やちむんバーでも始めよっかな😊
うっそ〜
サイヤG、今は9時半といえば寝ついてしまう。
やちむんは、毎日の生活を
豊かな気持ちにさせてくれる。
島野菜は、身体をメンテナンスしてくれます。
《どんな料理にも合いそうな、やちむんchoice》