わさびソフトクリームってご存じだろうか?
実は、35前「わさびソフトクリーム」商品開発に
加わっていたサイヤGです。
今回は「枝豆」をソフトクリームに変身させました。
《目次》
大王わさび農場
サイヤG
30歳の頃、東京都内で大学生だった時、開業した
お店を売却しました。
小金もできて
長野の穂高町に別荘を持っていたので
生活拠点まるごと移しました。
子供もできて
1日18時間働いていた飲食業、接客業とは違う
新しい分野で仕事がしたくなりました。
新たな仕事と言っても簡単には見つからず
貧乏性のためブラブラしていても何なので
近くの大王わさび農場で「観光業に関心がある人募集」となっていたので
応募したら、東京でお店をやっていたことが決め手
となり
飲食部門の責任者として即採用!
当時は「アンアン・ノンノン族」というのが流行った頃で
一大観光地となっていく頃でした。
安曇野大王わさび農場
大王わさび農場では、観光用の施設はまだ無く
押し寄せてくる観光客に対応するため急ピッチで
レストラン、そば処を造り、みやげ物など開発をしていたのです。
サイヤG
飲食業界から離れるつもりが元の木阿弥( ◠‿◠ )
飲食の企画はお手のものだったので大活躍できました。
その一つが「わさびソフトクリーム」の開発。
わさび商品と言っても辛ければ
スイーツにはならないので今まで、わさび農園で捨てていた
わさびの葉を乳脂肪と混ぜて、香りを楽しむ
「わさびソフトクリーム」の商品化。
ヒット商品となり、トップシーズンには毎日わさびソフトクリームが
数千本、売れる。
ソフトクリームのマシンは
高性能のものをイタリアから輸入しました。
当時
わさびソフトクリームは
200円で販売していましたが1日で100万円(5千本)を売り上げる日もあり
それはそれは農場は儲かりましたよ( ̄▽ ̄)
週末や休みの日だと
1日で1万人が訪れる観光地になっていたので2人に1人が食べた計算。
今だから言える話ですが
当時、一般的に乳脂肪分の少ない
ソフトクリームは100円だった時代。
原価はコーンを入れても40円くらい。
わさびソフトにしたからって、原価は10円も変わらないので
いかに農場は、儲かったか。
《今も続く、わさびソフトの人気》
黒澤明監督の「夢」という映画の舞台となり
撮影で2週間ほど農場に滞在した、黒澤明監督のチームの食事番を
受け持った。
世界の巨匠、黒澤監督をはじめ
撮影スタッフのチームだけで数十人。
入れ替わり立ち替わり
東京から農場にやってき撮影するので
もう地域は大騒ぎ。
若かりしサイヤGは
毎日、食事のメニューを考えて調理して弁当作り。
黒澤明監督は、無類の肉好き
信州の馬刺しを出した時は、喜んでくれて嬉しかった。
オムニバス形式の映画「夢」は難解すぎて
ヒットはしなかった。
撮影ご当地だったので盛り上がっていましたが
映画評価はザンネン(><)
黒澤明監督・映画「夢」
枝豆ソフトクリーム
あれから35年
沖縄のTV見ていたら、大王わさびが映し出されている。
わさびソフトクリームも健在。
まだ多くのお客様にサプライズ提供しているのだから、うれし〜限り。
昔を思い出し
触発されて
冷凍庫にあった、冷凍枝豆をソフトクリームにした。
と言っても「バイタミックス」というフードブレンダーで
材料を攪拌するだけ。
このマシン
アメリカで95年の歴史を持つ。
最近、お洒落なカフェなどでもよく見かける。
アボカドの種まで粉砕するパワーで
アイスクリーム、ソフトクリームなどお手のもの。
今回は、冷凍せず
そのまま
でき立てをいただくので「枝豆のソフトクリーム」
《材料》
- 冷凍枝豆(豆のみ)・・・100g
- バナナ・・・1本
- 生クリーム・・・100g
- ハチミツ・・・30g
- 氷・・・200g
作り方は、材料をバイタミックスに入れて、スイッチオン
して粘りが出るまで高速回転で撹拌するだけ。
ずんだ的な
香りも、甘味もあって上品な味にしあがった。
枝豆の産地では
当然あると思いますが、おうちで手作りソフトクリーム
企画して作ると美味しいよ😋
《アイスクリームもスムージーもスープもこれひとつあればOK!》