逃げるが勝ち!
と言うが・・思うに勝つことはないが
「逃げる」という選択肢はこれからの時代
持つべきだと思う。
《目次》
ブラックやグレーな会社
ブラック企業が世間から叩かれているニュースが
流れるようになった、ここ10年。
そんな会社、中小企業や零細な会社だったら
煌めく星の如く
当たり前のようにある。
それは経営者ばかり責めている話ではない。
「辛い」と言うのは主観。
自分が決めることなので他人がなんと言おうと
辛いものはツラい。
人の耐性や能力、希望や夢など
人それぞれなのだから「ツラい」「楽しい」「うれしー」
は人によって違うのが当たり前。
コロナ禍やこれから変革していく世の中だと
会社(業務)のブラック化、グレー化は進む。
「みんなは頑張っているのに・・・耐えているのに」
と思う日本人はブラックやグレー会社の餌食となる。
経営者ではなく、組織の餌食にされやすいのだ。
もう無理だったら逃げな!
沖縄移住してから知り合ったシングルマザー
カラオケのお店で副店長を任されている。
アルバイトから始めて10年
給料もそう変わらず社員でもなく
事実上は店長代行として、いいように使われている。
子供はまだ小さく、実家のおばぁちゃんに見てもらいながら
朝から深夜まで働く。
会社はアナタの真面目を利用する
経営者や本部は、彼女に副店長という名前をつけて
わずかなお金を与えることで
- 他のアルバイトの教育や指導
- アルバイト休みの穴埋めシフト
- お店のオープンや閉め(お金の管理)を任せている。
そんな状況に加えて
コロナ禍での休業を強いられ、やっと営業を再開したと思ったら
今度は先々、お店を閉めることも視野に入れるので
人は増やさず、彼女に頑張ってくれと言われたそうな。
ひょんなことでサイヤGに相談があったので
即答えた。
「全速力で逃げろ!」
大事にするものは何?
シングルマザーの彼女に「一番ツラいのは何?」
と聞いたら4歳の娘と一緒に居られないこと。
彼女が働くカラオケのお店は
那覇市の繁華街にあり朝10時オープンで深夜の12時まで。
今のご時世、若い人のアルバイトは
集まるが2、3日でやめたり、すぐに休みをとるため
副店長の彼女に、シフトのお鉢が回ってくる。
小さな子どもと2人でアパートに暮らしているので
何かあれば、車で15分のおばちゃんの家に子供を預けて
急な出勤、人が足りない時には閉店まで家に帰れない。
とにかく給料の安さや待遇面の改善など
色々あるようだが一番の悩みは、子供と居られないこと。
それがわかったので「すぐに逃げる」ことを勧めた。
て生活環境を変えることを勧めた。
でも
スタバで相談してきた
シングルマザーの彼女の話しから
こんな真面目さや思い込みを感じて危ういと感じた。
- 辞めてしまったらお店が回らなくなる
- 生活していくお金がない
- 副店長の立場にしてもらった恩
- 沖縄ではシングルマザーが働く場所は限られる
- 経営者も大変だから、お店を閉めるまでは頑張る
- アルバイトたちが私を頼りにしている
こんな彼女の気持ちや思いが10年間、お店を支えてきたわけだ。
でも先はないし、彼女の大事にしたいことはわかっている。
不眠症や自律神経の乱れなど
カラダや心もズタズタになっているそうだ。
逃げることは負けじゃない(まとめ)
サイヤGですが
今まで真面目な人が逃げることができず
カラダや心を壊してしまうことをたくさん見てきた。
仕事、プライベートに関わらず
逃げることは、いい加減なことや
負けることではない。
自分を自分で守る手段。
逃げると決めたら
理由などいらない!
カラダと心は自分にとって一番大切なものだからね。
シングルマザーには
生活(収入)も大事なので
逃げる場所というか手段もアドバイスした。
「在宅リモートワーク」
外注化しているため自宅でやれる仕事が増えている。
彼女の場合、カラオケ副店長で培ってきた
コミュニケーション力があるので
数ヶ月経って、話を聞いたらこんなに状況は変わっていた。
- 毎月の稼ぎはカラオケで残業含む給料と同額
- 出社や退勤などないため交通にかかっていた時間と労力が無い
- 化粧や支度に時間もパワーもかけなくて良い
- 2と3により子どもや友人たちと過ごす時間が増えて笑顔が多くなった!
な!
言ったとおりだろ
大事なこと、自分優先モードで頭もカラダも働かせれば
ツラいことは消え去ったでしょ。
テレアポ仕事
問題は一つあって、沖縄の方言(うちなーぐち)がちょくちょく出てしまうため
本土のクライアント仕事では
相手も戸惑うことがあるらしい。
それも笑いに変えているらしいけど^_^
ディープな「うちなーぐち」
もう一回
繰り返すが「ツラい」は本人が決めること。
世間体や他の人は・・・など気にする必要はない。
逃げることは負けることとは違う。
自分が壊れかけていたら、すごいスピーとで
そこから逃げよう。