「不用品の買取」
「リサイクル業」
業者もお客さんも
言葉が飛び交うが
それらに乗っかって騙そうとする業者もある。
こんな業者は注意したほうがいい!
《目次》
こんな業者は要注意
コロナ禍でおウチ生活が長くなっているので
お片付け、断捨離、終活など
進めている人が多くなっている。
便利な訪問買取り
かしこい買取り
やつて良かった処分を
経験している人もいるが
反面、トラブルも急増している業界です。
人気につけ込んで
一儲けを企む人たちもいる。
消費者センターにはこんな相談や苦情が
寄せられている。
- 押し買いの苦情(売りたくないものまで売らされた、宝石狙いで安く買い取られてしまった)
- 一人暮らしの老人や認知症の老人を相手に、大事なものまで安く買い取られた。
- 何でも買い取る、引き取ると言ったのに貴金属しか買い取らなかった。しかも格安
全部のトラブル原因が業者側だけとは言わないが
アウトな会社や強引な営業、スタッフが法律をすり抜けて
トラブルを起こしている。
もちろん、きちんとした業者もいるので
業者側の事情や思惑なども知っておくと
片付け・断捨離・就活の際に役立ちます。
業者の見分け方
まず片付け・断捨離・就活の際に
業者を使う場合、以下の見分け方を知っておきましょう。
業者の区分
業者もお客様側も
「リサイクル」という言葉を使いますが
最近では「リユース」を目的とした商売が盛んです。
リサイクル業は家電品でも衣料品でも
回収して、原材料や部材にいったん戻して
また新たな製品、商品を作る一連の流れを言います。
対して「リユース」はいわゆる中古品を
また別な人が使う流れです。
現代日本では、家電品や家具なども少し痛んだり
スタイルが古くなっただけでも買い換える。
家族間でも古い腕時計や着物など
若い世代に繋ごうとしても、受け取らない。
「そんなの着ないしー、ブランド品ならお金になるけど使わないしー」
こんな調子で、他人様に使ってもらったほうがいい。
昔だったら、もう使い道がない不用品
現代では、まだまだ使えるものばかり。
そこで業者が商売としたいのはリユース(再利用)できる品物です。
リサイクルは、設備や流通なとお金がかかるからね。
リユースは、不用品を持っている人を見つけて、欲しい人と繋ぐだけで
商売になる。
リサイクル業と呼ばれているビジネス形態
今、業者間では
はっきりした区別も無くなり
それらの違いがわかっていないお客さん側との
トラブルも多くなっています。
トラブルや損をしないために
サイヤGですが
30年ほど前から省エネ(エコロジー)を目的にした
会社を経営して業界にドップリでした。
でも大手企業
小さな会社問わず
省エネやエコロジー
最近ではSDGsをお題目で
叫んでいるだけの会社が多い。
会社のイメージアップや
宣伝として、それらワードを使っている会社が
いかに多いことか。
サイヤG
こんな経験や人脈をもとに
買取り業の実態や
トラブルを回避する方法、手段を開示します。
- 省エネ業界の先駆け、トップにいた35年の情報や経験
- 友人の社長が便利屋からリサイクル業に転身し成功
- 買取り業者のテレホンアポイントのお手伝いをした経験
- 自らの倒産や破産による会社、事業所・不動産物件の処分経験
実際に、売った側、買い取る側の
立場を熟知しているので
リアルなお話をします。
「何でも買い取ります!」は危険な業者
買取トラブルですが、結論から言うと
「リサイクル」と「リユース」を目的とした商売
では大きな違いがあり
知っておくのが良いです。
本当にゴミに近いものは、リサイクルに回しましょう。
業者じゃなくても
行政でも回収するし、バザー利用なんかもいいですよね。
日本で役に立たなくても、後進国などで役立つことが多い。
一方
リサイクルと違う「再利用というか再使用」
いわゆる「リユース」を目的とするビジネスが発展中!
- 価値を理解してもらい、少しでもお金に変えたい
- 誰か使ってくれる人があったらウレシー
- 思い出の品を捨てるのは悲しい
こんな人は、業者を選んでモノを「お金」に変えたほうがいいです。
いつまでも記念のモノを持ち続けると言う
選択肢もありますが、モノはあくまでモノです。
思い出など踏ん切りがついたモノは
お金に変えて、片づけるのが良いと思います。
ただし気をつけなければならないのは
「業者選び」。
コールセンターからの甘い言葉
明日の「後編」では
業者選びやトラブルに巻き込まれない対処方法を
お教えします。
今日の記事では、不用品の処分について
注意する点やトラブル事例をあげましたが
「業者選び」をする前に
勝手にアチラから
買取りの勧誘電話がバンバンかかってくるケースがあります。
いわゆるテレアポ。
携帯電話にはかかりませんが
固定電話
持っている人にとって厄介です。
訪問販売や買取の場合
電話などで、一旦アポイントを取って
相手の意思を確認しないとなりません。
コールセンターなどを置いて
テレアポ部隊を持っている会社がけっこうあります。
こんな甘い言葉で買取りを勧誘してきます。
- 「査定は無料なので買取り価格だけでも知りたくないですか?」
- 「色々なもの買取りしているので、まず品物を見せてください」
- 「着てない着物、使わない昔のカメラなど探しているのでぜひ見せて」
これらの言葉で
一度、家に来たら
あの手この手、プレッシャーをかけながら
最後は、貴金属を売らされたり
アナタにとって思い出の品、大事なモノでも二束三文になってしまう。
念を押して言っておきますが
全部の業者が怪しい
危ないわけではない。
買い取る品物に対して
- OK
- NG
がハッキリしている会社は信用できます。
明日、詳しく解説しますね。
ただし
この業界、テレアポの人も営業も、所長も
出来高払いの給料(成績しだい)で大きく違うので
荒っぽくなるのが現状。
オーバートークやその場で繕った
言葉に振り回されてはいけない!
会社だって
中古の服を扱うより
貴金属や金・銀がいいに決まっている。
誤解のないよう付け加えますが
「何でも買取ます」のアポイントや会社は
怪しんだ方がいいと思います。
後編で説明しますが
これなら買取ます
これは扱っていません。
とハッキリしている業者は、まず信用ができるので
詳しく説明しますね。
では明日。