血管は老化とともに
硬くなり様々な病気の原因になります。
血管を若返られる食事もアリですが
NO(一酸化窒素)が血管をやわらかくするのに
大変有効だという研究が認められました。
《目次》
血管とNO(一酸化窒素)
一酸化窒素と言えば大気汚染の原因として有名な
物質ですが、体内で発生するNOは、血管をやわらかくする
という研究が近年認められています。
カリフォルニア大学のルイス・J・イグナロ博士が
論文発表をしたあと世界中でNOの効果が注目されています。
NOが血管拡張に良いメカニズム
運動が一番良いのです。
特にふくらはぎを使う運動が有効だそう。
でもなかなか運動はできない。
すでに運動不足気味
三日坊主の人、ものぐさの人にとっても良い方法があります。
ドローンイン呼吸法
それは・・・深く鼻で呼吸する方法で
「ドローイン呼吸法」と呼ばれています。
鼻の粘膜が刺激されることで体内に
NOが発生するのだそうです。
やり方は、すごく簡単で
- 息を吸いながらお腹を思い切り凹ます
- お腹をへこましながら鼻から息を深く吸います
- 15秒間そのままキープして、口からゆっくり吐き出す
朝起きた時でもも、散歩の途中でも、通勤中でも
時や場所を選ばないので気づいたらやってみるのが良いです。
マスクの下で舌トレ
もう一つ
大した運動をしなくてもできるのが「舌トレ」
舌の運動をするので
自然と鼻呼吸となります。
やり方ですが・・・
口を閉じたまま舌を上の歯の前部分を触りながら
歯茎に合わせて舐め回します。
下の前歯を触り、また上に戻します。
これを繰り返すと、自然と鼻呼吸となって
唾液の分泌も盛んになるため副交感神経が安定します。
まだ当分、マスクもしないと行けないので
取り組みやすいですね(^O^)
自律神経と唾液の関係
舌トレに関係するので過去記事も参考にしてください。
まとめ
物事を考える脳も
カラダを動かすための筋肉も、血液を循環させる心臓も
全て血管からの酸素や栄養素で活動しています。
人類は医学や医療技術の発達で
寿命が伸びたとされていますが
一方でこんな食品で血管をいじめ続けて危険に晒しています。
- 人工甘味料、保存料を使った美味しくて甘いもの
- 人工的な塩分を利用した保存食品
- 加工された油脂を使った食品
など、カラダにとって良い食品や悪い食品などと
選んで口に入れていられない環境に置かれています。
日常生活でちょっとした動きで
血管が元気になるのなら、やってみようじゃないですか。
「ドローイン呼吸法」はマスクを外して
「舌トレ」はマスクの下で。
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