精神的にまいると
どうしても「頭」で考えがちですが
脳の働きだけでは解決しない。
「腸」によって作られる「ホルモン」をうまく活用すれば
ココロもカラダも楽になります。
《目次》
しあわせホルモンが不足すると・・・
今日は、健康レシピではなく健康知識をまとめました。
食べ物とホルモンの関係を知るとカラダもココロも
楽にする方法が理解できます。
この記事は
楽に生きる生き方や、脳の使い方など
脳学者の中野信子さんの著書の引用や発信しているコンテンツを
参考にさせてもらっています。
自分のカラダは、自分が食べたもので、できあがる。
「脳」は、人それぞれに生まれ持った特質、タイプがあるようですが
食べ物によって体調を整えながら
自分の脳がフルに活躍する状態にしないと
疲れ切ってしまう。
脳はカラダの中の臓器で
一番エネルギーを消費します。
「脳」の中では、神経を伝達する様々な物質が活躍しています。
目に見えないので、つかみにくい話しですが
たくさんの種類のホルモンが体調を整えています。
ホルモンが活躍するためには「刺激」が必要です。
人間の「脳」は、泣いたり怒ったり、笑ったりする刺激がないと
衰退してしまう生き物だそうです。
そして
しあわせホルモンの80%ちかくは
腸で作られて、脳と連携します。
頭だけで考えていては、はじまりません。
腸を上手に活用しましょう。
しあわせホルモン3兄弟
これら、しあわせホルモンやほか脳内ホルモンは
ストレスや疲労がたまると、働きが悪くなってしまう。
それが続くとカラダもココロも連動して、病んでしまいます。
行動によるところが大きく、左右されるホルモンなので
本記事では、食べ物と大きく関連する「セロトニン」について
しあわせホルモンの中でも
セロトニンは、自律神経の働きに大きく関係します。
いつもニュートラルな状態になっています。
セロトニンは、しあわせホルモンの要!
セロトニンの増やし方
その成分の材料となる「トリプトファン」という必須アミノ酸がないと
作ることができません。
トリプトファンは体内で生成できないため
食べ物から摂るしか方法がありません。
だから腸を活用すべき!
腸が大事なのです。
食べ物から摂ったトリプトファンは
太陽があがっている昼は脳内で「セロトニン」に変化します。
太陽がしずんだ夜になると「メラトニン」に変化します。
トリプトファンが不足すると
不眠症や睡眠の質低下を引き起こす。
トリプトファンは、糖質・タンパク質・脂質の三代栄養素を
代謝、分解するときに必要となるビタミン(ナイアシン)の合成もする大事なホルモンです。
食事でトリプトファンを増やす
- カツオ・レバー・チーズ
- 納豆・豆腐・味噌・醤油など大豆食品
- ゴマ、ピーナッツ、卵、バナナ
- 白米やほか炭水化物にも含まれています
トリプトファン1日あたり必要な量
体重1kgあたり2mgていど。
体重が60キロだと120mgです。
白米にも含まれていて、お茶碗で1.5杯分。
「そのくらい誰でも食べるでしょ」
と言われると思いますが・・・
トリプトファンが食材に含まれていたとしても
バランスの良い食事をしないと脳内には取り込まれません。
たとえば、カツオやレバーにたくさん含まれていると言って
それだけ食べていても効率よく、脳内物質にはならないのです。
テレビでコメンテーターで活躍している脳学者の中野信子さん
著書などでも「脳のしつけ方」やこれからの「生き方」など
わかりやすく、スッと入ってくるように語り口で教えてくれます。
「トリプトファン」わかりやすい動画がこちら。
リラックスでセロトニンを増やす
セロトニンはバランスの良い食事で摂ることができる。
また、メカニズムは解明されていませんが
食事だけでなく、セロトニンは「リラックスした心地よい状態」で分泌される
ことがわかっています。
ウォーキングやお風呂などが有効です。
筋肉を鍛えるためのエクササイズ系よりも
太極拳やヨガ、ストレッチなどを食生活の改善とあわせると、より有効的です。
「セロトニン」ドバドバ放出して
うつ気分やストレスを吹き飛ばしましょう。
最後にいいアイデアをひとつ!
中野信子さんの著書
読むだけで気持ちが楽になる。
気負わず
リキまず
小難しくないので
リラックスできます👍
《今だから読みたい!おすすめの中野信子さん著書》