トリッパはイタリア北部の
牛の胃袋ハチノスを煮込んだ料理。
ハチノスがなかなか見つからず
豚のモツでトリッパ風にしてみました。
《目次》
モツ料理
この季節、モツの煮込みなんぞ
美味しいですよね。
トリッパは、ウシの2番目の胃袋ハチノスが使われます。
ちなみに牛は4つの胃を持っていて呼び方が違います。
- 一番目の胃は「ミノ」
- 二番目は「ハチノス」
- 三番目は「センマイ」
- 四番目が「ギアラ」
部位によってコリコリ感や柔らかさが違います。
ハチノスは適度な弾力感があり煮込料理に最適です。
豚は「鳴き声以外は全て食べる」と言われる沖縄。
沖縄の豚肉消費量は本土の1.4倍以上です。
沖縄では「中身汁」という料理で
豚モツはたくさん食べられます。
身近に手に入る豚モツでトリッパ風にトライ。
モツの栄養効果まとめ
ウシでもブタでもいいのですが
モツの健康効果をまとめました。
- お肌の調子を整えるにはモツ(ホルモン)が効果的
- モツはロースやバラ肉などの精肉に比べてビタミン類が豊富です。
- ビダミン以外にも鉄分、亜鉛といったミネラル分や必須アミノ酸がモツに含まれている
- 鉄分は造血には欠かせない成分で免疫力や精力のアップに効果あり。
- 何より効果があるのは「コラーゲン」お肌を健康に保つ成分が豊富。
牛と豚のモツの違い
- 牛モツ・・・ビタミンは豚より豊富、カロリーが控えめ、豚にはないビタミンCを含む部位がある
- 豚モツ・・・鉄分・亜鉛のミネラル分がウシより多い。
モツでヘルスケア
- お肌のケア、貧血気味なら豚モツ
- 疲労回復、精力アップなら牛モツ
豚モツでトリッパ風
豚モツは下処理してあっても加熱などで
臭みが出るため、下茹でたり、塩でもむなど
念入りに洗っておきましょう。
▶︎材料(4人前)
沖縄では豚のモツが、しっかりと処理されて
こんな風に売っています。
- 豚モツ(大腸)・・・450g
- 大豆(水煮)・・・1袋
- エリンギ・・・1袋
- 玉ねぎ・・・1個
- ニンニク・・・1片
- 人参・・・1/2本
- セロリ・・・1/2本
- 白ワイン・・・150cc
- 塩・コショー・・・適量
- ◎トマト缶・・・1缶
- ◎コンソメスープの素・・・大さじ2
- ◎ローリエ・・・2枚
- 粉チーズ・・・適量
- パセリ・・・適量
▶︎作り方
- ニンニクと人参、セロリはみじん切りにして、圧力鍋に少しオリーブオイルをひいてニンニクを炒めてから香りが立ったら人参、セロリも炒める。
- エリンギは、少し大きめにカットして加えて炒めます。
- 野菜にしっかり火が入ったら、豚モツと大豆(水煮)を加えて、塩・コショーをしてさらに炒める。白ワインを追加して、ひと煮たちさせます。
- ◎材料を加えて圧力鍋のフタをして15分ていど煮込みます。
- お皿にもって、パセリと粉チーズをかざって完成です。
▶︎MEMO
大豆とエリンギを加えて煮込んだので
どちらもモツのエキスや旨みを吸収して、いいパランスお味になりました。
モツはトマトと白ワインで
上品に煮込まれている。
と合わせたらいい感じですね(^O^)
秋の夜長
圧力鍋は使わずに
クツクツと煮込むのもいいですね👍
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