沖縄県産の豚肉を
島野菜で包んでいただきます。
《目次》
アグー豚とあぐー
沖縄は1年を通じて気候が暖かく
真冬でも10℃を切ることがないため
畜産業に適しています。
琉球王朝の時代より
宮廷料理としておもてなしとされてきた
豚肉料理は、庶民にも広がりました。
沖縄の豚肉といえばブランド化したアグー豚肉が有名です。
皆さんは
カタカナか、ひらがな
で区別しているのは知っていましたか?
琉球在来豚を「アグー」といいカタカナ表記します。
西洋の豚との交配で
琉球在来種の血を50%以上有する豚とされています。
しかし、実際に豚を生産する畜産家や農家などでは
アグーの血の濃い交配種や、アグー同志の純血種に近い
豚肉を生産するところもあり「アグー」ブランドのあり方に
疑問を持つ人も多い。
一消費者とすれば
美味しければいいと思いますが
業者や企業、思惑なども知っておくのも
面白いですよ。
アグーの肉質ですが
霜降り肉で脂に甘みと旨味が強い。
輸入の豚肉や一般のものより肉質が良い。
値段がお高い理由は
- 普通の豚より成長が遅いので、手間と時間がかかります
- 普通の豚は200〜300kgに成長しますが、アグーは約110kg
お肉にこだわる人は
アグーブランド指定生産農場の
認定を受けている農家さんのアグー豚肉を探すと良いですよ。
あぐーのポッサムと島野菜
スーパーに「あぐー豚」と表示された
豚バラ肉の塊が売っていたので
ポッサム(茹でた豚肉をキムチやニンニク、野菜と食べる)風
にします。
小さい子供たちも食べるため
キムチと生にんにくは省略。
タレでカバーします。
▶︎材料
- 豚バラ肉かたまり・・・500g
- 生姜・・・30g
- 長ネギ(青い部分)・・・10cm
- 島野菜(山東菜・ゴーヤ・サラダ菜)・・・適量
- 長ネギ(白い部分)・・・20cm
- きゅうり(拍子切り)・・・1本
- 料理酒・・・大さじ2
- 塩・・・小さじ1/2
- 黒コショー・・・ひとつまみ
- ◎コチュジャン・・・大さじ2
- ◎ハチミツ・・・小さじ2
- ◎ゴマ油・・・小さじ2
- ◎味噌・・・大さじ2
- ◎酢・・・大さじ1
- ◎すりおろしニンニク・・・適量
- ◎白炒りごま・・・小さじ1
▶︎作り方
- 炊飯ジャーに、豚バラ肉のかたまり、長ネギの青い部分、生姜スライス、塩・黒コショーを入れて水をかぶる程度加えます。通常の炊飯モードでお肉を炊きます。
- ゴーヤをスライスして塩揉みしておく。
- ◎材料を混ぜてタレを作ります。
- 大皿に、適当な大きさにした野菜とゴーヤをかざり、1の炊き上がったお肉をスライスして盛りつけます。
👉塊肉を茹でるのに炊飯ジャーは、簡単で便利。
ほんとに柔らかくて、ぶるんぷるんに仕上がります。
炊き上がったら、茹で汁はスープに使えます。
▶︎MEMO
簡単な炊飯ジャーを使った
ポッサム。
お肉は柔らかく
お野菜は、少し苦味もあって
包むと美味しくいただけます。
タレは、甘く辛く
そして肉や野菜の旨味が加わって
一緒にいただけばチョー極楽の味です😋