沖縄
梅雨があけてもいい時期なのに
大雨です。
気温はそこそこに暑いはずなのに
肌寒く感じます。
こんな日は
島豆腐で温まろう。
《目次》
島豆腐
沖縄の人にとっては
当たり前の豆腐「島豆腐」
ゴーヤチャンプル好きな人も多いので
知っている人は知っている。
ゴーヤチャンプルを自宅で食べても
どこか味が違うのは、豆腐が違うから。
島豆腐は
木綿豆腐とも違います。
一般的な豆腐は、冷やしてから売るように
食品衛生法に定められています。
本土復帰の時、温かい豆腐に
慣れている沖縄の製造者や消費者によって
沖縄は、特例が認められました。
出来立てのお豆腐は
大豆の味が濃く
ほんのりと塩味。
そのまま食べても味わいがあるのです。
栄養価も、一般の豆腐の1.3倍のタンパク質が
含まれています。
えびと島豆腐の炒め物
味の濃い島豆腐とえび
塩味は、抜群の相性です。
▶︎材料(4人分)
- むきえび(冷凍)・・・300g
- 島豆腐・・・1丁
- 干ししいたけ・・・3〜4枚
- おろし生姜・・・小さじ2
- ●塩、酒・・・少々
- ◎鶏ガラスープの素・・・小さじ1
- ◎干し椎茸のもどし汁・・・1カップ(200cc)
- ◎酒・・・大さじ1
- 片栗粉・・・少々
- ごま油・・・大さじ2
- わけぎ・・・適量
▶︎作り方
- 冷凍むきえびを濃いめの塩水で戻して●で15分ほど下味をつけます。
- 島豆腐を2cm角に切って、レンチンして水気を切ります。
- 干ししいたけを1カップ(200cc)の水で戻して、そぎ切りにしておきます。
- 1のむきえびに片栗粉をまぶして、フライパンでごま油を熱して、おろし生姜を加えて炒めます。
- 2の島豆腐、◎調味料を加えて5分ほど炒め煮します。
- お皿にもって、青ネギを散らして完成です。
👉干ししいたけは、よく洗ってから耐熱容器に入れてラップして
3分レンチン、10分ほどおけば早もどし👍
出し汁も使います。
▶︎MEMO
高タンパクで低脂質、低糖質なヘルシー炒め物です!
島豆腐の塩味と生姜でいいあんばいの
ほっとする炒め物になりました。
えびも
炒めすぎずプリプリ😋
島豆腐はプルルン。
プリプリ
プルルンの炒め物です。
あちこーこー
沖縄では、できたての食べ物
「熱々」とか「ホカホカ」の意味で
「あちこーこー」と言います。
沖縄の食文化として守られてきた
あちこーこーの島豆腐。
国内の食品衛生基準では
なんとかクリアしたのですが、国際的な基準では
壁がある。
世界的に統一された
食品衛生管理「HACCP/ハサップ」に沿わなければ
ならないため、業者や販売するスーパーなどが
大変苦慮しています。
沖縄コアな情報がつまったプン吉さんblog
あちこーこーの島豆腐を
3時間以内に販売しなければならない
または、冷蔵保存にしなければならないのです。
製造者も販売者も
利益が少ないのに手間だけがかかる。
販売を取りやめるスーパーが出たり
製造量を半分にするお豆腐屋さんも
出てきているそうです。
衛生管理や基準、大事だと思いますが
その土地にしかない
食文化、どうか残って欲しいものです。
《冷めたって美味しい島豆腐》