2月は、寒い季節が続いて腎臓もへたり気味です。
昔の人は節分にイワシを焼いて食べたり、ヒイラギと共に飾ったりして邪気を追い払いました。
昔の人はどんな時に何を食べれば良いか知っていたんだなあ(^O^)
《目次》
インスリンが働かないとウツ状態になる
2月は1年をとおしてカラダの不調が多い月と言われています。
なぜならカラダは、冬の状態で、寒暖差や気圧の変化などによる
ストレスが多いからです。
まわりの視線が気になったり
なぜか落ち込んだりとやっかいな時期です。
これらの厄介には「インスリン」の働きが大きく関係するようです。
インスリンがうまく働かないとウツ状態になることがわかっています。
- 寒暖差や気圧の変化などでカラダに負担がかかる。
- 内臓の働きが悪くなるとストレスや体内の炎症に対処するホルモン「コルチゾール」の分泌がうまくいかない。
- 寒いことでカラダが縮まるだけで、コルチゾールが分泌されますが、出すぎると今度は血糖値の調整をしているインスリンの分泌がうまくないというループ状態におちいり、ココロの不調の原因となります。
インスリンの分泌には
特に冬は、太陽の光が少なく寒暖の差など環境変化のため
ビタミンDが減りやすく、インスリンの分泌には良くありません。
冬のこの時期は
食べて、体調を整える(邪気をはらう)ことが大事ですね。
ビタミンDを多く含む食品
- シイタケ
- キクラゲ
- たまご
- サバ
- イワシ
亜鉛を多く含む食品
- 牡蠣
- 落花生、ピーナッツ
- 切り干し大根
- スルメ
- たまご
- 牛肉
オイルサーディンとプロッコリーのクミン蒸し
イワシまるごとの栄養をオイルサーディンで
ビタミンの王者、ブロッコリーを組み合わせて蒸し料理にします。
しかも味つけと香りは「クミン」です。
▶︎材料(2〜3人分)
ブロッコリーは冷凍ものを使いました。
- オイルサーディン・・・1缶
- 冷凍ブロッコリー・・・200g
- 玉ねぎ・・・1/2個
- A カレー粉・・・小さじ1/2
- A クミン・・・小さじ1/2
- A 塩、コショー・・・少々
- A 白ワイン・・・少々
- オリーブオイル・・・適量
▶︎作り方
- 耐熱皿に、玉ねぎのスライスと小分けしたブロッコリーをしいて、その上にオイルサーディンを煮汁ごと並べます。
- 2にAをすべてまぜてかけまわします。
- オーブンレンジで8分ほど蒸します。蒸しあがったら全体をかるく和えるようにします。
- オリーブオイルをかけて完成です。
👉“蒸し”は、フライパンでも蒸し器でもOKですが
ブロッコリーが柔らかくなりすぎないように仕上げます。
▶︎MEMO
蒸し料理ですが
香りや味にもインパクトがあります。
でも優しい味わいです。
ベタに言うとエスニック〜
オイルサーディンの味も
ブロッコリーのうまみも引き出して
おいしくいただけます。
クミン効能
カレーの香りづけのもとになるクミンですが
健康や美容にも良いで、最近注目されています。
栄養成分や効能についてまとめてみました。
- つやのある肌、コラーゲン生成の手伝いとなるビタミンCが豊富
- 糖質・タンパク質・脂質の代謝にかかわるビタミンB2、B6が含まれる
- 活性酸素からカラダを守る強い抗酸化作用のあるビタミンEが含まれる
- 最近やウィルスから守る皮膚の粘膜を健康に保つためのビタミンAを含む
- クミンの香り成分「リモネン」は、柑橘類の皮にも含まれる成分で、体内に吸収されると脳内にα波を出現させ、リラックス効果があります。
邪気をはらう(体調をととのえる)効果がある
栄養を逃さないよう
蒸し料理でいただいて、寒い冬を乗り切りましょう。