なんだと思います?
真っ黒なタレが豚肉にかかっている「ミヌダル」
という料理です。
琉球王朝の時代、宮廷料理のコースとして出される中の
一品、お料理です。
《目次》
ミヌダル
ミヌダルの意味は
「豚肉にまとう黒ゴマが蓑(みの)のよう」ということだそう。
琉球王朝時代の宮廷料理ですが
現在、沖縄の家庭で出されることは少なくなっている。
お祝いの席で、盛り合わせの中で出されるようです。
蒸し料理なので、お肉の余分な油が落とせます。
これはヘルシー間違いない
黒ゴマをたっぷり使っていますが、チョーさっぱりしています。
▶︎材料
👉お肉は皮つきの三枚肉や豚バラ肉で
作られることも多いですが、さっぱりいただけるようにロース肉にしました😋
👉ミヌダルは、黒ゴマをペースト状にして砂糖をまぜる料理なのですが
それに! 味つけは、これにまかせておけばバッチリ👍
黒胡麻のパワー
ゴマは「白ごま」「黒ごま」「金ごま」と種子の皮の色によって区別されます。
黒ゴマは、欧米では流通していません。
日本では、風味や甘みもある白ゴマがよく料理に使われますが
黒ゴマは、香ばしさが特徴です。
栄養面では、どのごまも
そうかわりはありませんが
黒ゴマのほうが種皮の部分が多いため
ポリフェノールの「アントシアン」や不溶性の食物繊維が
多い点が、白ゴマよりも優れています。
▶︎作り方
- 豚肉に臭みをとるため、酒をふりかけて1時間ほどオープンレンジ、蒸し器などで蒸します。
- 粗熱がとれた肉をかたまりのまま、Aのつけ汁(1/2の量)に30分ほどつけこみます。
- 黒ゴマのクリーム、黒すりゴマとAつけ汁の半分とあわせて練って、ペースト状にします。(※肉にのせてダレないよう、柔らかくなりすぎないよう調整します)
- お肉に3の黒ゴマペーストをこんもりとのせて、ラップで全体を包みます。
- ラップに包んだまま、レンジや蒸し器(20分くらい)で蒸しあげます。
- 冷めたら、適当な大きさにカットします。
👉蒸しあげた肉や黒ゴマのペーストは
しっかり冷めないと落ちつかず、一体感がでません。
粗熱が取れたら、一旦冷蔵庫などに入れてからカットするのが良いです。
▶︎MEMO
冷ますことで、黒ゴマと豚肉がなじんで一体となります。
蒸してから、貴重であったろう黒糖もたっぷりと使います。
いにしえ暑い琉球、王様の食事
保存食的な意味合いもあったでしょう。
見た目や豚肉のイメージをくつがえすような
さっぱりした味です。
黒ゴマの甘みと、ぶた肉本来の甘さや
ジューシーさも一緒にいただくと口の中は
沖縄さ〜😄
超厚切りハムのようにいただくと、王様気分
ゴージャスこの上ないですよ。
沖縄フリークや観光客には有名ですが
沖縄ムード満載な「料亭那覇」の動画はりつけます。
ミヌダル食べながら、見たらサイコーよ。
リモート・料亭那覇遊び(^O^)
沖縄へ飛びたい
ミヌダルは、私が成人するころ
はるか昔、40年前に動画の料亭那覇で
はじめて口にしたお料理です。
その後、沖縄には家族ができたり
大切な人たちがたくさんいます。
今、世界中がコロナで人の移動が禁止や制限されていますが
はやく、皆んなが飛びまわれるように
皆様も
大切な人たちと会える、触れ合える日が
早くくることを祈ります。