黒い食材「ひじき」
ハイパワーな食材たちと海の同胞、寒天のチカラを借りて“よせ”を作ります。
《目次》
ひじきと日本人
生のひじきは、もともと黒くないですが海の中で
生息するため、赤や緑の中間のあたりの光を吸収して色素を作ります。
生のひじきは渋くて、たべられてものではありません。
渋みの正体は「タンニン」
海藻は紫外線からのダメージを防ぎ自分を守るため
タンニンにより紫外線から細胞を守っています。
このタンニンは熱に強く、長時間煮込むことで生ひじきの細胞が
こわれてタンニンが溶け出します。
これが酸化して黒くなります。
なんと、ひじき
縄文時代から食べられていた痕跡があり
私たち日本人のカラダを1万年にわたり強くしてきたようです。
ひじき栄養
- 水溶性の食物繊維が豊富
- 100gあたりのカルシウム、牛乳の12倍
- ビタミンB、葉酸が豊富
- カリウム・マグネシウム・亜鉛・銅などのミネラル成分
- たくさんのミネラルが含まれているが中でも鉄分が食材世界No. 1
低カロリーでビタミンやミネラル分の多い海藻類ですが
ひじきは、カルシウムと鉄分が突出しています。
そして加工の過程で「黒色となるひじき」
ひじきに含まれる
カロテノイド系色素の一種である「フコキサンチン」によって黒くなります。
このフコキサンチン
活性酸素の除去に効果的でガンの予防効果が認められています。
フロログルシノールというポリフェノールの一種も含まれているため
ひじきは、活性酸素の除去に効果的な食材です!
ひじき豆腐の寒天よせ
ひじきのハイパワーをより引き出すため
低脂肪・高タンパクな「豆腐」と「鶏肉」
腸活に有効な「寒天」を組み合わせます。
▶︎材料(4人分)
- ひじき・・・15g
- 絹豆腐・・・400g
- 鶏ひき肉・・・150g
- 人参(みじん切り)・・・30g
- 出汁・・・150cc
- 塩・・・少々
- 寒天・・・8g
- チャービル(香草)
👉寒天の素は500mlの液体に対して4gでプルルンですが
この“よせ”は、総量で750gですが固形物が多いので、寒天の素8gで固めます。
▶︎作り方
- ひじきをタップリの水で戻します
- 鍋に出汁(白だしや追い鰹つゆなどお好みで)といっしょに豆腐、ひき肉、人参、もどしたひじきを入れて煮ます
- ひき肉から出るアクをしっかり取り除きます
- 材料に火が通って味が整ったら、寒天の素をいれてよく混ぜます
- 鍋からパウンドケーキのケースやタッパーなどにうつします。
- 粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やし固めます
👉味つけですが、煮ているときに鶏肉や豆腐からも、お出汁が出ます。
お醤油や塩で味をととのえ決めちゃってください。
一晩おいたのがこちら。
寒天の素、多めに入れたのでしっかりと固まっています。
冷やす料理を美味しくするコツ
- 「塩味」は、冷めると強く感じるので控えめに。
- 「旨味と甘み」は、体温に近いほど強く感じるので、強めにします。
- 酸味は温度に変化は受けにくい。
▶︎MEMO
今回レシビ、この厚み(1.5㎝)で16枚くらいできます。
1人前4枚で200gちかく、けっこうなボリュームで満足💮
副菜なら2枚でいいかもね。
ひき肉タップリにしましたが、鶏肉なのでさっぱりしていてコクあり。
ひじきは、もともと味の主張はありませんが、食材エキスや出汁を吸い込んで
いいポイントに!
反省点がひとつ!
「ひじきの量が少ない😤」
ひじきって、たくさん増えると過剰に思い込んでいて、少なすぎたm(._.)m
レシピの3倍量くらいでいいかも。
次回はたっぷり目にして、黒パワーを主張しよう。
そんなかんなで「おふくろの味」がいい感じに、寒天でつながり固まりました。
まとめ
ちょっぴり厚めに切って、パテ風にしてみました。
ゼラチンでやるのもアリだけど
やっぱり親戚筋の寒天の方がいい。
なじみがいい感じ。
今回のレシピ、blog仲間のおりょー♪ちゃん
あなたがあるから、私の世界がある!のよね。 - 癌と暮らす日々あれこれ
からヒントいただきました。
「ひじきがこんなに凄いなんて知らなんだ〜」
ありがとさんね!
ひじき続けてみますよ。
スーパーサイヤじい
健康食材として海藻類、ちょっとなめていた。
肉や魚の下に見て見下していたかも
げんに
このレシビもひじきより、ひき肉が多い、豆腐が多い😋・・・反省だ
次は、ひじきを主役にしよう。
この料理のミッションは
- 体力増強!
- 腸活快調!
- 活性酸素退散!
さあ皆んな
韻をふみながら・・・ラップ調にいくよ!
yoyoyo
ひじきで元気!
here we go!