料理で「ミラノ風」って言うけど何のこと?
鶏肉を使ってミラノ風カツレツを作ります。
《目次》
ミラノ風とは?
照明の仕事をしていた時にイタリアの都市、ミラノに行きました。
何年か一度にライティングショーというのがあって、ミラノの展示場や
街中の小さなお店やオフィスを使って開催します。
世界中の照明デザイナーや仕入れ・バイヤーたちが集まる一大イベントです。
ミラノは、中世より金融や商人の街として栄えゴージャスな金色につつまれた街です。
ゴールド、黄金をイメージしたものにミラノ風という言葉が冠せられます。
揚げ物料理・リゾットなど黄金色に輝いている!
ミラノ大聖堂があるドゥオーモー広場とスカラ座をつないでいる写真の
「ガッレリア」色といい造りといいミラノってるでしょう(^。^)
八角形の建物に十字架のアーケードを交差させて、天井はガラス張りという圧倒される建築物です。
昔はブルジョワが集まるサロンでしたが
現代では、そうそうたるイタリアや世界の有名ブランドのショップがならんでいます。
各ショップは“黒地に金文字”で統一されていて、高級感と洗練された雰囲気に
圧倒されます。
観光客がため息をついている中、モデルのような女性や
靴下をはかないヤンGやメンズが、買い物を楽しんでいる。
私がぶらついた時には、運転手がおつきとなって、お金持ちご主人様の
買い物を前が見えないほど抱えていました。
このエリアは石畳なうえ、車がはいりこめる場所がないので
遠くに置いた車まで、ハンドキャリーするしかないのです。
目の前で映画「プリティーウーマン」の世界がひろがりビックらしましたよ😄
(こちらの買い物はハリウッドですがね)
ミラノ風チキンカツレツ
ごめんなさい
すぐに脱線するのが話好きの悪いクセ。
おさらいします!
ゴージャス、黄金をイメージする料理などを「ミラノ風」と言います。
ミラノ風カツレツ、お店では牛肉を使うところが多いですが
スーパーサイヤじい、財政難のため鶏肉で黄金のカツレツイメージに仕上げます。
しかもカサ増し、ココロはゴージャステクニックあり!
▶︎材料(2枚分)
お肉は、一般的な鳥ムネ肉を半分にして、1️⃣のとおりたたいて広げたものです。
- 鶏ムネ肉・・・250gを半分にして1枚120〜130g
- タマゴ・・・1個
- パン粉(細かい)・・・大さじ1
- 粉チーズ・・・大さじ2〜
- オリーブオイル・・・大さじ3
- バター・・・20g〜
- 塩コショー・・・適量
- A ハーブ(バジルなどお好みのもの)・・・みじん切り
- A レモン・・・30cc
- A オリーブオイル・・・30cc
- A 塩・黒コショー・・・適量
👉細かいパン粉が良いです。
薄いお肉で揚げ焼きにするのでパン粉は細かいものか、普通のものを砕いて細かくします。
▶︎作り方
1️⃣鶏のムネ肉を、横半分にカットして、さらに5ミリ程度に叩いてうすくします。
お店、ミラノカツレツも牛肉などうすくしますが、鶏肉もお肉の繊維がこわされて
やわらかく、ジューシーにしあがります。
👉ワインなどの空き瓶や使用している瓶にラップをまいて、たたきながら広げます
見た目がゴージャスになるように、均一に薄く広げてください。
2️⃣肉に粉チーズをまんべんなくすりこみます。揚げると風味が落ちるので多めでOK
👉市販の粉チーズ、パルメザン(英語の呼び方)と総称で呼びますが本物
パルミジャーノ・レッジャーノを使うと本格派になります。
3️⃣2️⃣のお肉に卵をくぐらせて、少なめにパン粉をつけます。
4️⃣フライパンにオリーブオイルにバターをまぜてます。
油は、お肉の厚み半分くらいの量で揚げ焼き。
バター効果で風味よくコクがあるカツレツになります。
👉肉が薄くバターも入っている油なので、短時間で仕上げます。鶏肉がパサつかないよう
揚げ焼き。
5️⃣黄金色に焼き揚がったらできあがりです。
好みの野菜で盛りつけます。
6️⃣ カツレツにかけるソースはA材料をまぜて添えます。
ウスターソースもいいけれど、黄金色・ミラノ風にこだわります👍
ミラノ風カツレツにレモンは鉄板!
なにせ黄金・ゴールド。
▶︎MEMO
このカツレツ、見た目だけでなく
健康面でもゴージャスなんです!
パン粉が少なめで糖質カット
牛肉や豚肉より脂質も少ない、カロリーOFF
高タンパクでオリーブオイルやチーズで良質な脂質が摂れます。
コスト面でも、鳥もも肉半分カットでコスパも抜群!
ストレス解消にもいいんです。
「お肉たたき」
おうちストレス溜まったら、肉にあたっちゃえ。
「このやろ・・・このやろ」お肉がやぶれないように気をつけてね👍
《静かに筋切りしたい人はこちら》