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人間はなぜ糖質が好き?なぜ糖質制限が必要なのか

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ダイエットの手段として注目されている「糖質制限」ですが

その目的や必要性は、人それぞれ違います。

アナタの目的が明確になれば、糖質制限は【健康維持】に役立ちます。

《目次》

 

なぜ人間は「糖質」を摂るのか

そもそも糖質は動物にとって必須の栄養素ではありません。

野生の肉食動物は、ほとんどタンパク質と脂質を栄養にして生命を維持します。

 

極論から言えば、人間も同じように糖質を摂らなくても健康を害するという証拠はないようです。

ではなぜ人間だけが積極的に糖質を摂るのでしょうか?

1)食べ物として完成度が高い「炭水化物」を主食とするから

三大栄養素と呼ばれるタンパク質・脂質、そして「炭水化物」

炭水化物は、太古より人間が改良を加えて美味しいものにしてきました。

 

太古の人間も、どんぐりや木の実から炭水化物を摂取していましたが

数千年の間に上等な「炭水化物」に仕上げてきました。

 

炭水化物は、ブドウ糖や果糖から構成されています。

さらに炭水化物は、大きく分けると体内に吸収されエネルギーになる「糖質」

と体内に吸収されず、消化を助け腸内環境をよくする「食物繊維」に分けられます。

 

炭水化物は、糖質が増えることでますます美味しくなりました。

米やパンを主食にして、お肉や魚のタンパク質・脂質は、おかずにかわりました。

狩に出かけたり、何日も獲物を追いかけて腹をすかすことだってない。

 

炭水化物が安定的に手に入り、美味しくなることで三大栄養素の1つとなったというわけです。

2)欲望・リラックス効果につながる

“やけ食い”イライラすると、たくさんの甘いものが欲しくなります。

ご飯やラーメンは糖質のかたまり。

エネルギー源となる糖質をカラダが欲しがり、体内に入ると欲求が満たされるため

副交感神経が働いて、リラックスします。

 

ただし、精製した砂糖、白い砂糖などはリラックス効果は長続きしません。

野菜などに含まれる食物繊維をふくんだ「オリゴ糖」「黒糖」や「ハチミツ」は

食物繊維が含まれているためリラックス効果は長続きします。

 

糖質をカラダに入れると、エネルギーにもなりリラックス効果もあるため

もっともっとと欲しくなります。

カラダに入ってこないと、イライラするという悪循環に陥ってしまいます。

糖質類は、キリのない欲求の連鎖となります。

なぜ糖質制限をするのか

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糖質制限であれカロリー制限であれ「数字」だけで考えるのは危険です。

これだけは、きちんと頭に入れておくべきです!

 

新鮮な美味しいお肉や魚の1000kカロリーとジャンクフード1000kカロリーでは

どちらがカラダにとって必要でしょうか?

 

糖質量だって、サツマイモ1本の糖質量50gと角砂糖12個(50g)を食べるのでは

血糖値の上がりかたや栄養吸収、リラックスの度合いだって違います。

 

糖質制限をする場合は、数値で考えるのはやめましよう。

もちろん量も大事ですが、それ以上にどんな種類の糖質にするかが大事です。

 

血糖値を上げる食べ物は「糖質」だけ!

血糖値の急上昇や血糖値高いことがカラダにとって良くないことは明白です。

血糖値をあげる食物は「糖質」だけです。

 

人間は、太古より「糖質」を摂ってきましたが、この100年余りで

摂りかたが、極端に増加しています。

 

人類として、糖尿病の形跡が認められるのが3500年前、紀元前1500年の

古代エジプトの王様。

 

以来、糖尿病は、さまざまな記録や最近の科学的研究で認められていますが

病気原因が、人類の発展や食生活の変化であることは間違いありません。

裕福な食事、糖質量の多い食事により、糖尿病人口が増えています。

栄養素ではない糖質

「糖質過多」な食事は、カラダの中で活性酸素が働きっぱなし。

結果的に体内の「糖化」はカラダの錆つき、劣化につながることがわかっています。

 

糖質過多とは、甘い物好きや量的なものという意味だけではなく

その糖質の種類も大きく関係します。

この100年で、人間は少しの量でたくさんの甘みが感じられる

人口的な砂糖、精製された甘さを作り続けてきました。

www.rasikusinaig.info

 

 

糖質制限の効果としてエビデンス(科学的根拠)があるものを目的別にしました。

1)ダイエットの手段

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カロリー制限と同じように「糖質制限」をすると痩せるということで

近年、注目されています。

 

エネルギー源となる炭水化物(糖質)を制限することで、体内の中性脂肪や体脂肪を分解してエネルギーとするカラダ体質になれば体重が落ちていきます。

 

中長期的に大事なエネルギー源を断つわけなので、やり方や制限の程度などは

専門家や医者のアドバイスなどで行うのが良いです。

2)糖尿病の予防

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糖尿病の予防や治療では「糖質制限」を行います。

1に「食事」、2に「運動」、3に「薬」と言われています。

 

血糖値の上昇させる糖質を制限して、タンパク質を中心に摂取すると予防や改善ができます。

進行が進むと、ほかの生活習慣病とともに悪化して治すことができなくなる

恐ろしい病気です。

 

私も実践していますが「主食」は抜いて、おかずばかり食べるようなイメージです。

主食がない分、野菜や豆類、豆腐、コンニャクなど糖質の少ないもので

主食代わりのメニューにすると、満足がいくものとなります。

3)がんの治療

ここ数年のことですが、身内やつきあいの深い人がガンで亡くなりました。

生涯でガンになる確率、男性で61.2%(2人に1人)、女性46.2%(2人に1人)と言われています。

 

ガンと糖質の関係などは、私が話せる内容や裏づけなどはありませんが、様々な原因があるにしても、治療法のひとつとして糖質制限の食事が使われることがあります。

4)病気の予防・アンチエージイング

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人の体は50歳を境に大きく生理機能がかわります。

「がん・心筋梗塞脳卒中・糖尿病」の四大疾患の患者は50歳を境にして急増します。

人の寿命に左右されるものは下記の微小な物質です。

《寿命に関係する体内物質》
  1. ミトコンドリア
  2. テロメア
  3. 長寿遺伝子
  4. 腸内細菌

これらの微小な物質は、食べ物で活性するかしないか決まります。

これら物質を活発にさせ健康の助けとなる栄養素が、これらです。

《健康の助けになる》
  1. 良質なタンパク質
  2. 良質な脂質
  3. 食物繊維
  4. 発酵食品
  5. 抗酸化力のある食べ物
《健康にマイナスなモノやコト》
  1. 紫外線
  2. 喫煙
  3. 電磁波
  4. ストレス
  5. 食品添加
  6. 過度な糖質摂取

 ここでは6の注目します。

過度な糖質の摂り過ぎは「糖化」が始まります。

 

子供や若い頃であれば、エネルギー源にまわされていたものも

歳をとると、余分に摂取した「糖質」は体内のタンパク質と結びつき糖化します。

 

一度、糖化すると元にはもどりません。

体温で加熱されてAGE(終末糖化産物)

という老化物質が生成されてしまいます。

このAGEは、肌の弾力性やハリを無くし、くすみが出ます。

 

AGEは、コラーゲンや骨の劣化にもつながります。

AGEを蓄積すると、破壊された骨のカルシウムは血中に流れて

血管を痛めることにもなります。

動脈硬化脳梗塞などの危険も過剰な糖質摂取と関係します。

 

AGEを蓄積させないための糖質制限が重要となります。

炭水化物を減らして野菜を多く摂る

炭水化物を減らした分は、野菜エネルギーをちょうだいしましょう。

「フィト(植物)ケミカル(化学成分)」という野菜に含まれる抗酸化力のある物質を

食べ物として摂ることで健康に生きる手助けとなります。

 

有名なのがポリフェノール

これらの野菜は、苦味や辛味などが特徴で、赤・緑・黄色など色あざやかなものが多い。

野菜の色別に健康効果わかりやすく解説しているのがこちら。

 

www.y-koseiren.jp

抗酸化力のある野菜や食べ方

www.rasikusinaig.info

 

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www.rasikusinaig.info

 

www.rasikusinaig.info

  

最後に

スーパーサイヤじいですが昨年末までに色々な病気が見つかりました。

病院によっては「うつ病」という診断もありましたが薬は拒否しました。

「糖尿病」も以前から予備軍でしたが悪化していました。

毎月の薬代さえ、ままならぬので「薬」に頼らない食生活の変更をしました。

 

これらの病気改善、ダイエットにも良いということで

いくつもの目的で「糖質制限」を続けた結果、半年間にもかかわらず

良い結果が出ました!

  • 体重10キロ減
  • 糖尿病の進行度を示す数値が、大幅に改善(正常値までもう少し)
  • 血圧がだいぶ下がる(下血圧剤も飲んでいるためダブル効果だと思います)
  • 血液検査の結果、各項目で改善される!
  • 💩が出る出る、臭くない

 

食事は「炭水化物ぬき」で、ご飯やパン、ラーメンを我慢しました。

何も相手は悪くないのに突然の「離婚、離婚」っていう感じです😇

 

その代わりとして下記の「糖質の少ない大豆や野菜中心の食事」に変更しました。

  • おからパン
  • 豆腐料理
  • コンニャクをつかった麺類「なんちゃって料理」
  • 野菜をたくさん食べられるメニュー

この調子でダイエットも健康維持も続けていこうと思います。

健康体を取り戻す第2ステージとしては「運動やエクササイズ」を取り入れます。

先日の「リズム感を取り戻すダンス」も、そのスタート。

 

これからも健康を目的にした「糖質制限メニュー」

自分の体験や、考案した食べ物レシビで「カラダやココロが楽になる」記事やコンテンツ

配信を続けますので、よろしくお願いします。

 

 

 

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