色々な価値観、その中のひとつとして「TATTOO(タツゥー)」について。
《目次》
TATTOOなぜ入れた?
私は15年ほど前、会社経営をしていた47歳の時にTATTOOを入れました。
いい歳のオヤジ、ビジネスマンとして社会に関わっている時。
沖縄のスタジオで
左胸に拳の半分くらいの大きさで「毘」という文字にしました。
TATTOOを入れたことは、今まで誰にも言わず
これまでに、知っていたのは奥さんと息子2人だけ。
孫娘が小さな頃、お風呂に入れてあげた時に
「じいし(じいじと言えず)、なんで絵がついているの?」と聞かれてオタオタ
したが、覚えているかわからない。
外のお風呂や海水浴などは、シールをいつも貼っていました。
そこらのヤンチャおにーちゃんのように威嚇したり、ファッション自慢するように人に
見せるためTATTOOを入れたわけではないが
TATTOO、横文字にしようとイメージをよく持つ人は少ない。
「刺青」「紋紋」など
日本では、ヤクザ映画や江戸時代の罪人などのイメージで「悪人=」
イメージが強い。
最近は、海外のスポーツ選手やアーティスト、俳優などでファッションとしての
とらえ方もあり、若い人には魅力を持つ人や理解もあるようだ。
「刺青」という言い方は日本独自で正確には、絵柄の和彫りや彫りの深さなど
違いはあるようですが、この記事では「TATTOO」とします。
TATTOOの文化は古代からあり、縄文人や琉球王国、アイヌなど私たちの先祖も
自分たちのアイデンティティーや他民族との区別、個人の認識など意味を
持っていたと思われる。
世界的にもマオリ人、インディアンなどTATTOO文化は枚挙にいとまないが
文字やもちろんスマホなどない時代、コミュニケーションをとるのに大事な
ものだったように思われます(あくまで私見ですが)
威嚇や他者を驚かすための目的でない。これは間違いないです。
現代でも、海外のスポーツ選手は自国文化もありますが自分を鼓舞するため
TATTOOのチカラを借りる人も多くいます。
(肌を露出するファッションとしての意味合いも多そうですが本音はわかりません??)
参照元:Francois Hougaard of the Blue Bulls during the Absa Currie Cup match... ニュース写真 - Getty Images
TATTOOを入れるリスク
しかしオヤジになってから、経営者やビジネスマンである時点でTATTOOを入れることは
日本社会ではリスクしかない。
- 尾ひれついた噂が広まれば、社員や取引先・銀行から色メガネで仕事に悪影響
- MRIなど医療検査など影響が考えられる(実際にはTATTOO範囲や検査による)
- 公衆浴場、プールなど出入りが許されない、家族や友人に迷惑がかかる
- 消す場合、高額な費用
なのに
なぜ入れたかと言うと「ノリ」です。
その時の気持ちを思い出すと、こんな感じだした。
- 小さい頃から好きな「毘沙門天」の毘を「お守り代わり」にカラダに残すのいいな!
- TATTOO入れても、他人には見せないつもりだから「秘めたる秘密」自分自身のなかで何かテンション上がりそう
- TATTOOアーティスト(彫り師)と仲良くなったから、やっちまおう!
こんなノリで入れてしまいました。
どんなノリ?
当時、沖縄で仕事やプライベートな時間を過ごすことが多く、お酒好き
仲間づくり大好きな私は、店にいたTATTOOアーティストと知り合い
いっしょに飲んでいるうちにTATTOO話しにもりあがってしまった。
それまでは、若い娘さんがはくローライズのジーンズからチラッと見える
パビヨンのタツゥーや繁華街でヤンチャなお兄ちゃんがしているのを見かける程度で
悪くも良くもない印象でした。
昔から外国人の友人やビジネスマンも多かったのですが
彼らは軍隊時代や若気のいたりで「TATTOO」をしているなど
爽やかイメージの知り合いばかり。
私にとっては、あまり違和感が無いタツゥーではありました。
酔いもまわっていたせいか、急にTATTOOが入れたくなり
「明日スタジオに行くから予約して!」
「OK 風呂も海水浴も1週間くらいダメだからね 入れる絵考えといて」
こんな軽いノリ、感じてスタートしたのであった。
TATTOOどんなデザインにしよう?
さて、TATTOO どんなのにしよう😮
最初は、大好きなPOLOのロゴを胸に位置に入れようか?
ポロシャツを脱いだら、下にもポロが・・・
「いや、他人に対してのウケ狙いじゃないからやめよう😦」
それではこれはどうだ!
腰の後ろ、に大好きなEDWINのロゴは?
「いや、これもウケ狙いになる😣俺の性格からして、いつか他人に見せたくなる」
と言うことで小学生の頃、NHK大河ドラマで上杉謙信の掲げていたアイデンティティー
である毘沙門天さまの「毘」を胸に刻むことにしました。
「毘沙門天」様は、戦いと商売がうまく、鬼門(北方)を守る縁の下の力、神様!
なんかカッコつけてますが、本当はノリですノリ。
「戦いと商売が上手」な毘沙門天さま大好きは
本当のことで、木造の仏像を父親に作ってもらったり
全国の神社や神宮などお参りしています。
「神楽坂の毘沙門天さま」にはかかさず参拝しています。
神楽坂 善国寺
www.kagurazaka-bishamonten.com
この木造の毘沙門天さまは、私の父が25年前、会社を立ち上げた時に私のために
一本の木から、彫ってくれました。
父は公務員で、美術などまったく勉強したことがないのですが
器用極まりない人、自己流でなんでもやってしまう人でした。
今は93歳、認知症が悪化していて「彫ってくれたことさえ、うら覚え」で悲しい。
いずれにしても、ふざけた理由やノリでカラダに刻んだTATTOOですが
実際に入れた時はどんな風だったか
これからTATOO検討したい人や関心がちょっぴりある人向けに
レポートしましょう。
TATOOレポート
実際に入れた時の感覚や状態はこんな感じです。私の場合は
ワンポイント文字で大きさも小さいので、プチ体験のようなものですが。
- スタジオにある写真カタログや自分の好きなデザイン・文字を雑誌やネットから選んで、好きな大きさにしたコピーを持参します。
- ベットに横たわり、キャッチに使っている写真、機械彫りマシンを使い、針でチクチクと肌をさして模様や字にします
- 「痛み」は少なくカラダの場所にもよりますが歯医者より、いやじゃない
- 刺青とTATTOOが混同されがちですが「針の深さ」が違うので、浅く刺すTATTOOはイメージほど痛くはありませんでした
- TATTOOをいれた場所は、しっかりと包帯をして、水が入らないようにビニールシートなどで密閉します。
- 蒸れたり、水がはいって化膿しないように1週間ほど包帯やビニールをこまめに交換
- かさぶたが剥がれると、文字や絵がかわってしまうことがあるので傷口がふれたりさわることは避けてください。
こんな意味のない情報ですが・・・
実際はこんな感じです。
しょうもない情報ですが・・最後に
今回、読者の方には、役にも立たないしょうもない情報ですが
最後に・・・
「らしくしていない」って案外、気持ちいいもんです。
「らしいことに縛られていないと」楽な気分になることも知ってほしい!!
TATTOOを入れて、後悔もありませんが良かったこともありません(^。^)
もともと人に見せるためでもなかったし、生活に支障をきたすことがないように
最低マナーとして絆創膏をいつも所持していたので面倒の方が多い。
TATTOOのように、手段は別にして自分らしさアピールは
人にどう見られるか?よりも
自分がしたいこと、なりたいことに注力していれば
自然と自分自身が好きになれる気がしています。
まわりも惹きつけられるはず。
自分らしく生きることって、その他大勢と同じくすることじゃないと思う。
MRI検査が多くなって、TATTOOちょっぴり後悔しているスーパーサイヤじいでした✌️