最近、Sサイヤじいの前職を知っている人から照明についての相談があります。
「飲食店でコロナ休業しているがこの機会に照明のリニューアルしたい」
「家の照明をリラックスできるようにしたい」
1年前まで企業向けの照明コンサルタントと器具のメーカー経営していた経験から
家庭用の照明のポイントをアドバイスします。
あかり(灯り・明かり)は、生活に大事なアクセントを与えます。
新築、建て替えリニューアル、ランプ交換などあれば参考にしてください。
後半記事はビジネスのつぶやきです。
「らしくしない」 ビジネスに関心ある方は読んでみてください。
《目次》
おうち照明の選び方
昨年まで手がけていた照明事業の実績ですが
無印良品・ABCマート・ガスト・ダイエー・沖縄りゆうぼうグループなどがお客様でした。
現在も全国の全店で使用していますので、お店で見上げてもらえればSサイヤじいのデザインで製造した照明器具が全国で点灯しています。
住宅や小さなオフィス空間でも通じる
快適に過ごせる効果的な照明、灯りのポイントをお教えします。
家庭ではこんな空間に照明がついています。
それぞれの空間では、使う場所によって効果的「灯り=ランプ」にしたほうが良いです。
- 玄関・・・お客様や帰宅のときに安らぐ照明
- 居間・・・落ち着いた雰囲気の照明
- キッチン・ダイニング・・・・食材、食品が美味しそうに見える照明
- 浴室・・・安らぐ照明
- 寝室・・・眠りにつきやすい照明
- 子供部屋・・・本などが見やすい照明
それぞれゾーンの当たり前だろうと言われるような「目的」を並べましたが
意外とオーナーさんは
「照明」については人任せで
選ぶことに参加したとしても、照明器具のデザインだけで決めていることが多々あります。
照明効果は、建物の陽当たりや構造、住む人の好みがあるので
これが正解! はありません。
3つのポイントで選ぶと
建築士、デザイナーとの打ち合わせや
ランプ交換のためホームセンターへで買うときにも困らなくなります。
お店やオフィス では売上や作業効率にも影響するので
重要です!
3つのポイント
1)色温度
太陽の明るさは営みの原点です。
人工的な照明は、この太陽の光に近づけるため19世紀のランプ発明以来
工夫を加えてきました。
今は多くの光源はLEDにかわってきました。
太陽光に似せている人工光の色(ランプ)は全て「色温度」で表現されます。
「明るさ」は大事ですが、実はこの「色温度」で空間の雰囲気は左右されます。
朝 太陽が昇ってくる昼間の光の色は青白いくスカッとした爽快感を感じます。
色温度は高い数字( 5000ケルビン前後、太陽が真上にくるときの色温度)
日の出や太陽の陽がおちる夕方の雰囲気は
黄色がまじった赤い色合いで暖かい感じ(低い数字2500〜3000 ケルビン)
各メーカーは、中間の色などそれぞれランプの種類で多くの
バリエーションを持っています。
このランプの色合いですが関東や東海を境にして東北や北海道は、
温かみを感ずる色温度が低いランプを多く使っています。
関西から西や温かい地域は、青白い光、色温度が高いランプを使う
傾向があります。
👉空間やゾーンによって温かみのあるものやスカッとした感じを受けるランプ
を使いわけるとリラックスや効率アップなど効果的です。
夏の冬など季節によって色温度の違うランプにかえることもオススメです。
2)ルーメン値
ルーメン値は簡単に言えば「明るさ」
これは空間の広さや、照明効果を期待する対象物(商品やかざりなど)によるので
使いたい場所を説明して
プロの意見や売り場の店員さん、包装パッケージの表示などを参考にすれば
良いと思います。
この数年でLEDは、技術上 最高水準の明るさがでるようになっているので
コストも安くなっています。
蛍光灯やほかランプのW数は
まったく「明るさ」の参考数値にならない時代になっているので
「ルーメン値」を明るさの判断数値であることだけ覚えておけばOKです。
3)演色性
演色性は、モノの色がどれだけ正確に 出せるかの基準です。
太陽のもとで見るものと人工的な照明では、同じにはならないので
Raという単位で表します。
100に近ければ近いほど、自然にモノが見えるということになります。
国産品も海外製品も、LED技術とともにレベルが上がっているので
この数値もチェックする程度で良いかもしれません。
省エネでリビングや小型オフィスに👍な照明
エアコンは室内の空気を循環してあげれば2℃くらい設定をかえても
同じ体感になり省エネとなります。
《冷房や暖房の省エネに!サーキュレイターの役目もする優れ照明》
すき間ビジネス
コロナ後は、個人ビジネスや小さな会社が活躍できる
「すき間ビジネス」が育っていきそうです。
「すき間」といっても新たなビジネスや商品ではありません。
コロナ後は、小さな会社より大きな会社や企業がヤバイので「すき間」だらけに
にりそうです。
経済が右肩上がりであれば「売上」大事でした。
銀行・商社・メーカー・ゼネコンなど投資家を集めた大企業は、利益が大事と言いながらも
売上重視。資本力や資産もあるからなおさら絶対分母の売上が欲しい。
とにかくズータイがデカイですからね。
コロナ後はそうはいかなくなります。
少なくとも10年は、利益重視の体質に変えていくことになりそうです。
今まで大手企業が囲い込んでいたビジネスは「すき間」がたくさん出てきます!
私の倒産した会社ですが創業した1995年がまさしくこのような状態でした。
2008年にはリーマンショックで、さらに省エネ事業は伸びました。
その時代、照明であればお店・オフィス・工場など使いたい場所によって
その光の目的があります。
お客様の満足しないことを見つけるとチャンス!
「無印良品」は店内の商品、生成りの生地の質感をお客様にアピールできれば
手にとってもらえます。照明器具の製造だけではなく、店内の照明レイアウトまで
委託されました。
結果、無印良品は売上を上げて省エネに成功しました。
ガストは、お客様は当然、メニューを見て注文しますが
メニューの見え方がキレイな照明が欲しい!
悩みを解決して、省エネ化に成功したので大手メーカーに勝てました。
ダイエーは、店内に棚がたくさん並んでいるので
それぞれの段にある商品がきっちりとお客様に見えるようにしたい!
このニーズを見事に解決しました。
しかも店ごとのセミオーダーでオリジナルなものを製造しました。
照明の電気料金は半分になりました。年間7億円の削減!
大手企業がLED技術で照明業界を牛耳る前は
このようなチャンスだらけの時代でした。
今、まさにそれらの時代(ビジネス)サイクルが繰り返されています。
かく言うスーパーサイヤじいは、1人で始めたベンチャー会社が
いい気になって、すき間以外に手を出し
大手企業とまっこう勝負して討ち死にしましたが😇
今、中小企業を経営している社長たちはコロナ前まで
IT企業や技術が飛び抜けていないと競争に勝てない「すき間」
が無いと言っていました。
でも体験から言わせてもらえれば
「すき間ビジネス」は、だれもやっていない分野や商品を作ることではなく
お客様ごとの悩み・満足していない「コト」が見つかれば成功
痒いところに手が届くビシネスや商売を見つけるとうまくいきます。
しかも大きな会社、企業がめんどくさがるところ。
コロナ後ビジネスでは
個人や小さい会社にとっておいしいところがザクザク、ゴロゴロ出てきます。
「欠けているピース」が大事なものになりアナタのビジネスのお守りになる。
大手企業は利益重視になるため、今まで囲い込んできた仕事をぜんぶ
同じようにやるわけにはいかなくなります。
面倒でいやがる仕事は「変動費」扱いとなるフリーランスや小さな会社にまわってきます。
中小企業でも同様なことが起きて個人は大事にされていくでしょう。
むかしビジネスで大暴れしたじいのアドバイスとして・・・
注意して歩けば、話を聞いていれば、お客様が満足していないコトが見つかります。
大事なのは、大きな会社が気がつかない場所、いやがる場所で
気がつかれず㊙️にあばれることだと思いますよ👍
《伝わるあかり・SNS用の明かりも大事!》