身近な野菜「ニンジン」
カレーや肉じゃがの具として脇役タイプなのですが
このニンジン、ひと手間かけるだけでパワーフードに変身。
沖縄の郷土料理「ニンジンしりしり」はすごかった‼︎
《目次》
ニンジンの栄養
まずニンジンの栄養を勉強してみよう。
βカロテンのパワー
「β(ベータ)カロテン」よく聞きます。
緑黄野菜に多く含まれていますが、ニンジンはズバ抜けて多い。
βカロテンは体内でビタミンAに変換します。
細胞膜の強化で皮膚や粘膜を丈夫にする。
視力の維持・ガンの予防・免疫力の強化・アンチエイジングに良い。
カラダの中を錆びつかせない「抗酸化」に優れた栄養素です。
βカロテンが多く含まれる野菜のランキング
- ニンジン
- ほうれん草
- 春菊
- ニラ
- かぼちゃ
動物の「レバー」からも摂れる栄養素ですが、レバーだと食べ過ぎはよくありません。
植物性食品で摂るのであれば過剰摂取は心配ないので
できるだけ摂りたい栄養素です。
油と加熱で吸収率アップ
βカロテンは、油といっしょに加熱すると吸収率がよくなります。
油で炒めたニンジンからは「βカロテン」がズバ抜けて多く摂り入れることができます。
ニンジンにはβカロテン(ビタミンA)の他にも、体内から余分な塩分を排出するカリウムが含まれているので血液循環を良くする働きを助けます。
食物繊維も多く含まれているので腸の働きを助けます。
ニンジンはβカロテンがズバ抜けて多く含まれ、ほかの栄養素も豊富です。
ニンジンを体内で効率よく吸収するためには2つのポイントがあります。
- 皮ごと食べる
- 油で炒める
ニンジンの皮にはβカロテンやビダミンCが豊富にあります。
「捨てないでよ(^。^)」
ニンジンに多く含まれるβカロテンは、油と摂取すると吸収率がアップ‼︎
「ニンジンしりしり」最強
βカロチンをはじめ栄養いっぱいのニンジンを
すべて体内に効率よく吸収できる料理があります。
沖縄郷土料理の「ニンジンしりしり」
「しりしり」は沖縄の言葉で、すりおろすと千切りを一緒にしたような
イメージをしてください。
千切りでは断面がスパッと切られているイメージですが
しりしりはニンジンの断面があらくすりおろされた感じです。
沖縄に暮らしたり長期滞在するとスーパーや弁当屋さんの定食に「ニンジンしりしり」を
みかけます。
テッパンの副菜です。
オレンジ色のインパクトもいいですが、味がやさしい。
ホッとする味わいです。
皮ごと炒めて「βカロテンや栄養素」をムダなく摂り入れましょう。
作り方は、ひじょうに簡単‼︎
ニンジンをすりすりして炒めるだけ。
ニンジンしりしり作り方👉POINT
ニンジンを千切りにするには硬いのでタイヘン。
沖縄では定番の調理器(写真の右)。
ニンジンしりしり用のスライサーがあります。
包丁をつかったニンジンの千切りでも、できますが簡単にすりおろせるスライサー
は便利です。
栄養面でもスパッと切るニンジンよりも、粗くけずりおろした
ニンジンのほうが、カラダにとって栄養吸収は良いですよ👍
材料は、ニンジンと玉子。
沖縄ではツナ缶をよくあわせます。
今回はやさしい味わいを出すために、ニンジンと玉子だけで作ります。
ニンジンを「しりしり用スライサー」でごしごしとすりおろします。
栄養の宝庫「皮ごと」すりおろします。
ニンジン一本であれば、アッと言う間です。 2〜3分。
弱火と中火の中間くらいで、すこし透き通るくらいになるので
塩・コショーをして、ゆっくりと芯まで柔らかくなるまで炒めます。
ゆっくりと炒めることでニンジンの甘みが出ます。
だし醤油などで味付けも良いですが
ニンジンや卵の色合いや、やさしい味にこだわりたい人は「塩コショー」
をオススメします。
👉パワーフードに仕上げたいのなら「塩」も大事
炒める「油」はお好みで
ごま油やオリーブオイルなど
できるだけカラダによい油を使いますしょう。
卵を投入。
あまり、かきまぜないでフンワリと仕上げましょう。
完成(^。^)
家で過ごす時間、長くなっています。
疲れたココロやカラダのメンテナンスをするいいチャンスです‼︎
栄養面ではメインディッシュの「にんじんしりしり」
やってみよ。
とにかく簡単で時短‼︎
オトコでもじいさんでもできるよ(^。^)
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