世の中はいま“不安”に包まれようとしている。
誰しも持っている“不安”を軽くできる方法。
いま不安が少ない人も、不安でたまらない人も
「不安の見える化」ですこし心が楽になります。
《目次》
不安に押し潰されそうなとき
“不安”と“恐怖”の違いは、対象が具体的か抽象的か?
コロナは目に見えないが必ずどこかにあるので、恐怖と感じます。
- 虎やライオン
- 崖っぷち
- 武装した人
- などなど
恐怖に対しては、自分のとる行動や社会性のなかで防衛する、予防するなど
何かしらの対処をするしかない。
対して不安は、つかみどころのないモヤモヤなので始末が悪い。
どんな不安がある?
アナタはこんな不安にさいなまされませんか?
- 何が不安でイライラするのだろうか?
- 過去の思い出がよぎって不安になる
- 将来のことを考えるとばく然と不安になる
- 子供や、親、パートナーのことを考えると不安になる
- あの人は私のことをどう思っているのか不安
- いきなり事故にあわないか不安
- 富士山が噴火しないか不安
このように不安は人それぞれ上げだせばキリがありません。
そして考えても仕方ないことがたくさん含まれています。
この4〜5年間、不安と恐怖が入り混じった経験でスーパーサイヤじい
アドバイスとしては「不安リスト」を作ることを、おススメします。
買い物リストとDoリストの違い
スーパーで買い物をするときに「買い物リスト」を作って店内をまわりチェックを
しながら目的を達しますよね。
買えないものがあったとしても「買えなかった」とリストに関しては、結論が出ます。
かたや
やるぞ‼︎と決めたことや誰かから頼まれていることなどを「DOリスト」にします。
しかし、このリスト結果や成果がわかりにくい。
と言うよりもほとんどの人はリストにあげるところで、ひと仕事を終えているのではなかろうか。
やらないこともある。
やったとしても途中でやめた。
一応はやったが成果はどうだったのか?
両者の違いは
「結果や成果」が見えるか?
見えないかの決定的な違いがあります。
「不安リスト」はDoリストではなく「お買い物リスト」のようにするのが
コツ‼︎
地獄から抜け出したココロを軽くしたリスト
人は、悩みが続くと不安が不安を呼び
雪だるまのようになってしまうと、身動きができなくなります。
自分は何に不安になっているかさえも混乱してしまう。
思考も止まってしまう。
昨年、58歳の実弟が「多発性骨髄腫」という癌で逝ってしまった。
3年前に余命1年と宣告をされてから、実弟には
奥さんや子供がいなかったこともあって病院で付き添ったり、私の近くに引き取り
いっしょに過ごしました。
不安だらけでカラダが動かない
ちょうどその頃、自分は会社の倒産の裁判や事業の整理などで、気持ちにも
お金にも余裕がなく、実弟のことをじゅうぶんに看てやることができませんでした。
タイミングもあるが自分のふがいなさ
社員や取引先の裏切りなどで、混乱して自暴自棄になっていた時に
実弟の闘病と死。
「神様っていないの、ここまでやるか」
自分を責めても、やり場のない思いで生きているだけ。
起きている間も寝ているときでも、不安なのか恐怖なのか錯乱状態に近かった。
全身に力が入らず過呼吸や 耳鳴りが続くなど
カラダも悲鳴をあげていました。
でもこれって自分本位
自分のカラダの不調がひどくなっても、気持ちが落ち込んだとしても
自分本意のことであり、問題やトラブルの本質は何も進まない。
何も解決しない。
「おまえは、うろたえて泣いてうずくまっていればいいのか‼︎」
弟のため一緒になって落ち込んでも何にもならない。
身近の人に対して絶望感で接しても何もよくはならない。
前に進むために
そこでやったことは
まず「不安」を全部、書き出しました。
- 弟が余命でやりたいことを聞く
- 弟の治療方針を決める
- 倒産の整理や手続きを相談する
- 不動産の売却
- 自分の生活、家族の将来を話し合う
大きな不安のテーマから小さなものまでココロが空っぽに
なるまで「不安」を書き出しました。
そのころの大学ノートを今みると
こんな不安(悩み?)までリストアップしてありました。
- 出張でホテルに忘れた名刺入れが手元にもどるか不安
- クロゼットの服が着れるか不安
とにかく全てを書き出しました。
そしてリストを作ったその日から
自分の羅針盤ができたので
カラダが少しづつ動き出しまた。
「不安リスト」活用の手順
悩み=不安と言えますが、このリストの目的は「不安の見える化」です。
抽象的でもわかりにくい不安をできるだけ見える化することで
不安が少なくなり、小さくなっていきます。
リストにしないと不安感が消えたことさえ、忘れてしまいます。
そして、またムクムクと不安がわいてきます。
①リストは、とにかく頭をよぎる悩みから目前にある大きな問題まで具体性のない不安をリストアッブします。
頭の中が空っぽになるまで思い返す、考える。
②次の2つの分けてしまう。
- 【考えても仕方ない、自分ではどうしようもない悩みや不安】
- 【何をすれば良いか考えようがある悩みや不安】
③2つに分けたら
- は赤線ですべて消す。そして頭から外して考えないようにする。もし頭によぎることがあるときは思考停止する。
- 左ページにリスト、ノートをひらいた右側のページには項目ごとに、いつまでに?誰と?何を?どのように? お金がかかることなら、いくらかかるのか? 書き出す。
④「不安リスト」はメンテナンスが必要です。
不安の問題が片づいた時には消す。不安の対応に課題がある
ときは、修正を加えて不安が減ることに集中する。
不安リストとAIの合体
最近、我が家にアレクサがやってきました。
音楽のある生活やブログのネタ調べなど秘書の役割りをしてくれるので
便利です。
なんでも話しかければ、ご主人様の命令や頼みを聞いてくれる。
気になるYouTube動画なんかも「アレクサ、アボカド料理の作り方さがして」と
言えばテレビやバソコンとつながって映してくれます。
老眼が進んで目がみえにくいスーパーサイヤじいには大助かり😀
本題にもどると
アレクサには「やることリスト」機能があって
声でリストに「行動内容」を加えていくことができます。
もちろんスマホやバソコンのリストに書き込んでもOK。
アレクサはAI、人工知能なので、しやべって答えてくれます。
「◯◯の不安をリストに加えて」
「△⬜︎をリストからはずして」
「不安リストには何がある?」
と聞けば答えてくれます。
自分だけでは暗く重くなりがちなことでも、AIの秘書であれば
淡々と答えてくれるので、それが逆に楽です(^。^)ね
AI秘書でも「不安リストや対処方法」を声に出してくれれば、自分自身も客観的に
ものごとをとらえることができます。
書いていても「アレクサ」秘書の心強さは伝わらないので近々
YouTubeで紹介しようかと思います。
いずれにしてもノートやAIで「不安の見える化」をして
自分の心のコントロールをしましょう。
ときどきメンテナンスをしながら減らしていきましょう。
すぐに新しい不安ができますけどね😂
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