ちょっとした工夫で「食品ロス」を無くすと
ひと家族で年間6万円もの節約が実現できます‼︎
健康ダイエットにも節約術としても、役立てられる情報です。
《目次》
日本の「食品ロス」実態
「食品ロス」はまだ食べられるのに捨てられてしまう食品のことです。
食べられない部分の食品廃棄物が年間約2800トンですが
日本の食品ロスは年間約640万トンです。
その内訳は
- 飲食店やスーパーなどの事業所が出す食品ロス 55%
- 個人や一般家庭が出す食品ロス 45%
この45%の食品ロスの量を金額に換算すると
一世帯あたりだと年間で6万円に相当します。
まだ食べられる食品ロスの80%は「水分」です。
これらの運搬や焼却は大きなコスト、人件費や車、設備がかかります。
処分には自治体がお金をかけて運搬や焼却、処分などをしますが、もちろんこのお金は税金です。
京都市ではこの20年「ゴミ半減する条例」で処分費用を100億円以上、削減しています。
これだけのお金が、ほかのことに使えるのであれば有意義なことです。
食品ロスを無くすことは、道徳的なことだけでなく自分に直接ふりかかる「お金の有効な使い方」と環境問題に関わってきます。
食品ロスを無くす習慣をつけて「健康ダイエット」と「節約」までできてしまう方法を紹介します。
食品ロスを減らすためのモチベーション
社会貢献や道徳心だけでは、なかなか「食品ロス」を減らすことはできません。
豊かな国に生まれ、豊かな時代に生きているので食品のロスなど、そんなに気にしていません。
私や家族の意識には、こんな気持ちがありました。
個人でもどの家庭でも思い当たることは多いのではないでしょうか。
- 「税金払ってるのだから家庭ゴミの収集などあたりまえ」
- 「食材を少しくらい多めに買っても、何か使うだろう」
- 「賞味期限ばかり気になる、まだ使えるものでも遠さけて使わずじまい」
- 「実際に食べる量より多めに作る」
- 「ダイエットのためと中途半端に残す」
- 「あてもないまとめ買いをする」
- 「自分や自分の家は節約をしっかりしている」
「食品ロス」を減らす習慣は、家庭の主婦だけではできません。
旦那さんもじいちゃんも
バリバリ営業マンも、若いギャルも皆で実践していくことが必要に思われます。
小さなことでも習慣になると、自分の自信につながり、それをきっかけに興味や関心が広がり行動がおきます。
いま男性は、若くてもシニアでも、高齢になったとしても簡単な料理くらいできないと世の中の流れにはついていけなくなるでしょう。
共働き・男性の育児休暇・退職後の夫婦パートナーシップ・男性独り身になった時
料理ができなければ、周りの人のサポートが必要になり時間やお金のムダも増えることになります。
高齢者になる世代では、男性が独り身になってから「何も料理ができない、レンジさえ使えない、買い物さえ満足にできない」
これらの理由で家族や介護サポートがいります。
周りの人は時間、お金など長期にわたってストレス負担となってしまうのです。
たとえ買い物くらいはできたとしても
インスタント食品やお弁当だけでは健康を害します。
自分が食べる「食」については買い物や料理についても
最低限なことができるようにしましょう。
「食品ロス」を無くすキッカケで簡単料理、おぼえましょう。
ひと家族年間5万円の節約術の極意オススメ3つ
🔶その1 ムダなく使い切る
多くの人はネギの青いところ、人参の皮、だいこんの皮、しいたけの茎など
栄養の濃い部分を捨てています。
見た目や硬い、土にふれていた部分だからイヤ
などの理由で当然のごとく捨てられている部分には栄養素がたくさんあります。
紹介する記事や動画のように調理の仕方さえ知っていれば手間をかけずに
ムダなく栄養素を体に取り入れることができます。
どこの家庭にもある鍋・レンジ・ジューサーミキサーのどれかでカンタン・時短の調理ができあがります。
◾️たまねぎ茶
◾️ごぼう茶
◾️大根の皮レシピ
◾️キャベツの芯レシピ
◾️スーパーサイヤじい、おススメの「全部入れスープストック」
料理が面倒、時間がないという人におススメは「何でもかんでもいれて煮込むだけ」
食品ロスの大部分は水分です。
特に野菜で捨てられる皮や芯、少しくらい変色したところなどは栄養素もあるので、これらを圧力鍋・無水鍋・ふつうの鍋で「極上の野菜スープ」にしてしまいましょう。
レンジで加熱しておけば(水溶性ビダミンが)逃げることもなく、煮る時間も短縮できます。
◎ポイント
こんぶ茶と月桂樹の葉を入れるとセレブ感あるスープになりますよ👌
繊維質をじゅうぶんに摂りたい炭水化物制限のダイエットには、最適なスープとなります。
スーブストックでカレー、シチュー、鍋料理、煮込み料理、インスタントラーメン、うどんなどが絶品料理に変身しますよ。
🔶その2 賞味期限は目安にして商品を買う
「消費期限」と「賞味期限」の混同
弁当などに表示されている「消費期限」は食べても安全な期限です。
しかし食品の日持ちがよいものには「賞味期限」を表示していますが
美味しく食べられる期間で、食べられなくなるのではありません。
さらにこの「消費期限」「賞味期限」にはメーカーや小売店が取り決めている“安全係数”というものがあり、実際の期限より安全に短めに期限を設定しているのです。
スーパーや小売店では、売り残しをしないためにタイムサービスや値引きで販売しています。
これらの「賞味期限」心理的にふりまわされて買い物をしている人が多くなっています。
より鮮度の良いもの、より美味しいものを食べたい・食べさせたい気持ちはわかるのですが「賞味期限」は目安にすることが大事でしないでしょうか。
その食材や商品を早く食べてあげることで、あなたの家計も助かります。
タイムサービスや期限ちかいものが割引や半値で販売されていれば、おトクを取ったほうがよくないですか。
心理だけでおトクを取らないのはおかしいですよ。
野菜なども、ネギの先やキャベツの外側が、少しくらい変色しているだけなのに
割り引かれて売っています。
その部分って 数%のロスだけで、ネギやキャベツの商品価値は変わりません。
栄養も量も‼︎
最近、家の料理もするようになったサイヤじいから言わせると・・・
あれだけ慎重に買ってきた野菜や食材、家の冷蔵庫の保存方法や使い方で
どれだけムダにしているのかって??? 思わない😎
「慎重に慎重に買ってきて、捨ててたらイミないじゃん・・」
自分が「賞味期限」ミジカクシテマスヨ🤣
表示だけに頼る「食生活」はムダやムラばかりです。
それよりも計画的にムダなく使い決めことを考えましょう。
・ムダなく食材を使い切る
・安全な食材をできるだけ安く買う
これだけで年間20〜30%以上の食材費が減ります。
🔶その3 フードシェアリングの利用
いま「食品ロス」に対して作り手の企業やお店と消費者をつなげる「フードシェアリング」が広がっています。
賞味期限が近い、形が良くないといったものをネット通販しています。
消費者にとってはおトクで、作り手も食品ロスを減らせられるマッチングサービス、使わない手はありません。
◾️クラダシ 食品ロス削減の賛同メーカーにより毎月600アイテムほどの飲料水やレトルト食品が販売される。賞味期限の近いものなど最大97%値引き
◾️ジュニジュニ わけあり商品や季節おくれ商品などが格安で販売
◾️味と品質は保証するが規格外商品、季節ちがいのスィーツ。格安で
◾️地域や地元で「食品ロス・もったいない運動」をしている企業やお店、NPO、行政機関、たくさんあるので調べてみてはいかがでしょうか。
「食品ロス」を減らしながら健康になり節約もできる\(^o^)/
スローライフに一歩前進してみましょう。