3年ほど前に「自律神経失調症」と診断されました。
「自律神経? 」「失調症?」・・・「何それ」
病気のような病気ではないような???
2018年、国際肥満学会でも肥満と自律神経について興味深い発表がされています。
肥満と自律神経には深い関わりがあったので【健康ダイエット】に役立てて下さい。
《目次》
自律神経失調症とは?
スーパーサイヤじいの経営していた会社がきびしくなった数年前より、耳鳴りや頭痛が続き、毎日ひどい寝汗、夜中や朝方に心臓がばくばくする症状でした。
それは会社つぶれそうな時だから精神的なもので仕方ないと考えましたが、とにかく体がいうことをきかず医者に診てもらいました。
総合病院の外科や内科、脳ドックなど色々と検査して他の病気の可能性がなくなると「自律神経失調症」と診断されました。
長く続くストレスが原因でした。
うつ病の症状にも似ているので、違いがわからず先生に聞いたところ次の説明を受けました。
「自律神経失調症」は様々な症状があるにもかかわらず、検査で数値が出るわけではありません。
各種検査で脳や臓器に病気がなく自律神経以外の原因が考えられない場合に「自律神経失調症」と診断されます。
自律神経とは・・
自律神経には2つ種類があります
それぞれ別な働きをします。
漢字が多く読みにくいので
- 交感神経を「コーちゃん」
- 副交感神経を「フクちゃん」としますね。
🔶コーちゃんの働き (ストレス、緊張により交感神経が活性化する)
- 昼間優位
- 体を活動的にする
- 血圧が上がる
- 心拍数が上がる
- 瞳孔がひらく
🔶フクちゃんの働き(夜間、体がリラックスして快眠できる役目)
- 夜間に優位
- 体を休ませる
- 血圧が下がる
- 心拍数が下がる
- 瞳孔が閉じる
自立神経は、自分の意思でコントロールできません。
心臓の鼓動も、睡眠中の呼吸も自分の意思とは関係なく動いているものですが、これは自律神経のおかげです。
コーちゃんとフクちゃんのバランスが長い間くずれると様々な症状が出ます。
症状がおもく長く続くと「自律神経失調症」と診断されます。
自律神経は なぜ乱れる?
自律神経の乱れの原因です。
これらをみると、現代人であれば誰もが自律神経は乱れやすいと言えます。
不安や恐怖のストレスを受けていると、血圧の上昇や発汗、動悸などによりストレスを抑えようとするため、活動を司るコーちゃんが働きっぱなしで優位になります。
また極度にストレスのない生活を続けると、休みを司るフクちゃんが優位となり続け、無気力になるということもあります。
自律神経は「バランス」が大事なことがわかりますね。
自律神経の乱れは誰にでも起こります。
私も長期にわたり症状が続くため、薬の話もありましたが自力で整えることを選択しました。
自律神経をととのえデブ、肥満のブロックにもなる「一粒で二度美味しい」方法があったので紹介します。
肥満と自律神経
肥満は悪の根源です。高血圧症、脂肪肝、高脂血しょう、不整脈などなど生活習慣病の巣窟であり、これらの健康状態と自律神経はリンクします。
自律神経を整えダイエットに役立てましょう。
自律神経は自分の意思で働きを変えられるわけではありません。しかし肥満にならない「食事」や「行動」で自律神経のバランスを整えることができるようです。
自律神経の乱れを少なくすることで、日中は活発に活動して、夜はしっかりと休む繰り返しの毎日となれば、肥満の防止にもなるようです。
肥満の原因は「過食」「加齢」や「体質」「運動不足」など様々な原因は、それぞれあると思いますが自律神経のバランスに問題がある指摘も出ています。
国際肥満学会において、肥満の7割が当てはまると発表されたモナリザ症候群
(Most Obesty kNown Are Low In Symapathetic Activity 頭文字をとってつけられた造語)
本来なら交感神経の働きにより副腎からアドレナリンというホルモンが分泌され、心身を活性化させるアクセルの役目が、うまく機能しないそうです。
自律神経のバランスを整えることはダイエットの成功、肥満の予防につながりそうです。
自律神経を整える、おすすめの食べ物
糖質制限して自律神経を整える補助をしてくれる食品がたくさんあります。
🔶(健康を保つ抗酸化作用のある食事を摂る)
- トマトほか緑黄野菜(トマトは一押しリラックス効果GABA👍)
- オリーブオイル
- ナッツ類
- 緑黄野菜
- ビダミンB1(豚肉、大豆)を摂る
🔶セロトニン分泌を促進する食べ物を摂る
(しあわせホルモンと呼ばれる「セロトニン」は神経伝達物質です。分泌量が増えると情緒が安定します。減るとメンタルが下がります。セロトニンは食欲のコントロールにも影響するためセロトニンが不足しないように下記の食べ物を積極的に摂りましょう)
- バナナ
- いわし
- 大豆製品
- オメガ3脂肪酸
- ビダミンB6
🔶腸内環境を整える食材で、自律神経も整う
糖質制限の食材や食事に被るものばかりです。
一粒で二度美味しい作戦‼︎ ムダなく健康ダイエットしましょう。
食事以外に自律神経を整える方法は、ダイエットに効果的な「運動」があります。
有酸素運動より効果がある股関節や肩、ふくらはぎのストレッチや強化が良いそうです。
この「運動でダイエットしながら自立神経を整える方法」については近日にご紹介します。