今までに流行ってきた食事系ダイエットの方法は様々あります。
りんご→こんにゃく→バナナ→ヨーグルト→カロリー制限→糖質カット
企業やお店は「次は何が売れるの?」とTVとにらめっこですが
今回記事では
糖質ダイエットにとって良い「豆腐やおから」について。
「おから」は企業側にとっては、悩みのタネであったのが自分やお客様にとっても良いビジネスに転換できるため大きな変化がうまれています。
おからと企業、意外な関係性を説明します。
「おから」豆腐生産工場の悩み
記事の信ぴょう性ですがスーパーサイヤじいは、省エネ環境のコンサルティングを行いそれらの製造・販売会社を生業としてきました。
現在も、企業向けの提案やコンサルティングをしているのですが、ここ最近の流通業・飲食グルーブ企業、スーパーストア、コンビニなどで多く企業で課題となっているのが食品ロスを減らすことです。
これからニーズの高いビジネス・キーワードとして知っておくほうが良いのが下記です。
- 食品廃棄物を無くす
- 食品ロス削減推進法
- 食品リサイクル法
- SDGs/国際社会で目指す17項目のゴール
「おから」は食品扱いではなく廃棄物
お豆腐や豆乳の製造に伴い、おからが大量に発生します。大豆は乾燥していますが、おからは製造工程上の大量な水を含むため、使用した大豆の1.35倍になります。
おからは、炭水化物もふくめて栄養分はかなり残っています。豆腐や豆乳にはない「食物繊維」が豊富な食材なのです。
これだけ高機能な食材ですが「おから」は食品廃棄物として扱われます。
おからの70%が水分のため、腐敗しやすいため飼料や肥料などにすることが多く需要も限られます。国内の豆腐需要(生産量)に対して1.35倍もあっては全てを有効活用することができませんでした。
おからは、食品か?廃棄物か?の裁判がありましたが1999年に最高裁は「産廃の処理は業者に委託できるが排出の責任は排出者にある」として廃棄物のあつかいになっています。
昔ながらのお豆腐屋さんや零細中小企業など「おから」の処理がないように活用も進んでいます。
しかし大量生産の企業や工場では、おからの活用は飼料や肥料、廃棄物になる状況でしたが、近年では「食品リサイクル法」や「環境負荷を減らす」流れにより「おから」の活用が進んでいます。
高機能な食材である「おから」を活用できるのが「健康ダイエット」や「糖質カットの食事」です。
習慣化した食事により、健康でダイエットできるのに「おから」は最適なのです。
生のおから、おからバウダーがますます注目されています。
「おから」とビジネスの関係性
「食品ロス削減推進法」が法制化
簡単に言うと「食べられるものは無駄にせず廃棄せずに食品にすること」法制化。生産者はもとより販売者も、これらの努力をおしまずに行うこととなりました。
学校や行政もその啓蒙、教育に取り組んでいくことになります。
SDGsでは、食品の問題だけでなくサミットなどで環境をテーマとして2030年をひとつの区切りにしたスケジュールで世界が取り組みを始めています。
話が大きくなりましたが「豆腐」や「おから」はラーメンを超えてブレイクしそうなです。
ラーメンは、美味しさの追求ですが「TOFU &おから」は肥満大国の諸外国、健康志向やSDGs環境問題の解決まで併せ持っていますから、世界に通用する日本のアイテムになります。
このジャンルは企業や大きな会社のビジネスだけでなく、個人やフリーランスにとってもチャンスがあり世界に羽ばたけます。
「おから」を発生させない商品が続々と開発
豆乳では大豆種皮を除去せず、きめ細かなすりつぶしを行い、ろ過しない処理法があります。
歩留まりがよく棄てるものは減って、飲む人は食物繊維がとれる良い商品なのですがJAS規格から外れるため「豆乳」として売ることができない。
なんたる矛盾‼︎
こんな良い商品ができて店頭に販売されています。
「まるごと大豆飲料っ何? 」「また何かパクリ商品でも作ったのかしら」
正直なところ、こんな風に見ていました。
生産者、消費者にとって良いものを作っても基準やルールをかえないと報われませんね。
豆腐には基準がない‼︎
「豆腐」には、信じられないことに今まで法令による基準がないので、大豆まるごとの豆腐は、注目されていくでしょう。
反面、大豆の量が少なくても、豆腐として売れるので消費者は、価格ばかりでなく「豆腐の質」を考える時代になってきました。
今回は、おからのパワーやビジネスの視点で書きましたが、あなたがもし糖質ダイエットや糖尿病の改善で「おからバウダー」を購入している場合、コストは適正でしょうか?
ダイエットって、意外とお金がかかるという悩みを聞きます。
次回では「生おからを簡単に自家製バウダーにする方法」「おから蒸しパンを超絶に美味しくする方法」をご紹介します。