スーパーサイヤじいの世代では「いつかはクラウン」というキャッチコピーが流行りました。
車や家などを所有することが、人生の上がりである価値観を持つ人が多かったです。
しかし、これから未来を切り開いて行く若い人や、家を買おうとする人には「所有する」だけではなく「使用する」ことで人生を豊かに楽しくできる選択肢が増えています。
車やブランド品などサブスクで十分な満足を得たライフスタイルが増えていますが不動産分野の「家」でもこれらのサービスが始まっています。
年間の会員費を支払うと、日本中に登録してある「家」が好きなだけの期間、お好きな地方や場所で住めると言うわけです。
◇住所の意味
インターネットでどこでも仕事ができるようになっています。これからは5G環境などでますます、仕事をする範囲や、そのやり方も場所や住所にしばられなくなります。
家=自宅=住所という考えにとらわれず、様々な場所で不動産を所有せずに使用することが可能となっています。
お気に入りの場所で好きな間、住めます。
第二の故郷にしたい場所など別荘を所有しなくても「使用」することで地域コミュニティー、人とのつながりが持てるようになります。
「住所」と言う字の通り住むところは、たくさんの選択肢があるのであまり重要でなくなってきます。
全国各地に拠点のある会社も、妻帯者や独身でも「家」のサブスクを利用すれば単身赴任や家族のストレスも減り、会社も働く人も余計なコストがかかりません。
中小企業が各地に営業所を持っている場合などは現地の社員採用だけでは組織はまわらないため、本社と営業拠点間の行き来がたくさんあります。
妻帯者の幹部クラスの人を一定期間、現地赴任させる場合などは住居費だけでなく、自宅に帰宅される費用や時間なとせのコストを考えると大変なものです。
会社命令とはいえ働く側も、大変なストレスや見えにくいコストが負担となります。
中小企業でもフリーランスの人でも海外ビジネスのチャンスが広がっています。
海外でモノを生産しなくても、日本の優れた技術やノウハウだけの提供だけでも仕事は増えています。
三泊四日の出張ではなく、数ヶ月海外生活を充実させながら仕事もバリバリやることができたらどんなに良いでしょう。
企業や法人も、「家」だけでなく「オフィス」のサブスクも始まっているので不動産のサブスクリブション情報を理解して活用すれば、会社も働く人もハッピーになるのではないでしょうか。
自宅についても、代々受け継がれた所有している自宅を守っていくのは至極当然の考えですが、子供の世代その次の世代が本当にその場所にこだわらなければならないか?
考えて見てください。
◇家のサブスク例
月4万円で多拠点住み放題に1100人超が応募 空き家問題に挑む:日経クロストレンド
◇家のサブスク事業が発展すると期待できること
「家」のサブスク事業が発展していけば良いなと思うのと同時に、小さなコミュニティーが大事にされる世の中になっていくように思えます。
今、日本中で抱えている問題を家のサブスク事業で解決できそうなことがたくさんあります。
空き家対策の問題解決
空き家をサブスク物件にすることで、所有者も市町村も助かることになります。
権利関係や税金など様々な問題がありますが、減っていくことはない「空き家」の活用が期待される。
幽霊・シャッター通り商店街の活用
地方都市など、駅前の良い立地条件の場所に商業施設としては無理がある不動産物件が
日本全国にあります。
サブスクの「家」にすることができると、人が集まります。そして商売だって復活できるものがあります。
「老人の一人暮らし」なども、このような小さなコミュニティーの中で助け合い、思いやりながら暮らしをすることができます。
おじいちゃんやオバァちゃんが年寄りの知恵をくれたり、子供達の面倒をみてくれる。若い人とお年寄りが、声を掛け合えるようなコミュニティーができると良いです。
【商店街のサブスクリブション】
これについては、以前の記事でも構想を書いたので参考にしてください。
人口も激減している限界集落や離島など全体をサブスクにして、住める地域にしたら
小さなコミュニティーが大きくなっていくでしょう。
海外からの住人も期待できるでしょう。
お年寄りも若い人も、助け合い生活ができます。
山村や離島などの環境では「お年寄りの知恵」が炸裂するでしょう。
若い世代や子供達が、大切な自然を保護しながら、知恵の集約を引き継ぐことができれば大きな財産となります。
スタート・トゥデイの前澤さん、新規事業にどうでっしゃろか?
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テクノロジーの発達でますます便利な世界になっていくことは間違いありません。
「住所」や日本人という枠組みに縛られている時代ではなくなります。
コミュニティーには家族や友人
と言う以外のの「大切な人たちとの関係」が生まれるでしょう。
一生、ここでということでは辛いこともありますが、それが自由に選択ができるのも
「家のサブスク」です。
世代も国籍も仕事も、関係のないコミュニティーがいくつも持てる時代になりそうです。
家を捨てるのではなく、そこは保有しながらも、新たな時代の波に乗れる仕事をしながら楽しいライフワークを見つけていきましょう。