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スーパーマーケットの仕掛け

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スーパーサイヤじいです。

今回はスーパーマーケットのレイアウトや照明効果についてお話しします。

以前、私が経営していた会社はイ◯ングルーブ・無◯良品・すか◯らーく・AB◯マートなどの店舗の照明プランを請け負っていました。

 

照明コンサルタントの集団で特注品のデザイン照明器具の製造や店舗の照明効果を提案する仕事でしたので店舗裏方の事情については詳しいです。

お店が工夫しているレイアウトや照明効果のことを知って、上手な買い物をしましょう。

 

 

スーパーマーケットのレイアウト(導線)

スーパーマーケットは目的をもって買いに来るお客様もいますが、多くの人は

「今日の夕飯は何にしようかな」

「年末年始のメニューはどうしましょう」

と店内を歩き回りまわることになります。

 

スーパーマーケットは、お客さまの導線(誘導)を考えてレイアウトしています。

 

まず導線は左回りになっています。

店舗の多くが、左回りとなっています。

その理由は色々あるようですが、多くの人は右利きのため、左手にカゴを持ちます。

右手に商品がありカゴに入れて行くには左に回る方がスムーズに動きやすいのです。

入り口からレジまではこんな流れです

 

  • 入り口は青果、果物を積み上げています
  • 次が鮮魚、精肉
  • そして惣菜、お弁当のコーナー、冷凍食品
  • 缶詰、乾物、レトルト食品などは中間のスペース。
  • レジ近くにアイスやお菓子系、パン類

 

このレイアウトには理由があります。

入り口には青果や果物を積み上げていますが、これは季節感をアピールするのに絶好な場所です。これを見て冬なら「今日はお鍋にしようか」

夏なら「食後にスイカを食べようかしら」となります。

 

これらのコーナーでは、季節感や立体感を出して、お客様を迎えます。

レイアウトの流れの順番を見てもらうとわかりますが料理をする時に、食材を選ぶのに迷うなものが先となり、割と簡単なものほどレジに近い導線となります。

人間、選択の悩みが少なくなると、お財布の緩みもでるようですよ。

 

またお菓子売り場やデザート系などのコーナーは、お買い物の中だるみで、買い物に飽きてしまった子供やスィーツ好きな人に足を止めてもらう位置どりをします。

 

そして後半戦のレジ近くでは、とどめのひと押しで、菓子類やパンなどを配置します。「小腹空いたときのお菓子でも」「朝は簡単にパンでも」

お客様の心理、心情をできるだけ叶える流れ、レイアウトになっているようです。

 

陳列の仕方

商品の陳列ですが、子供目線や奥様達の目線の陳列棚には、お店が売りたい商品、お店に対して関係の強いメーカー商品が陳列されます。

上の段や下の段は、あまり売れないものが陳列されていますが、時には目配せすれば、意外なお手頃商品や掘り出し物もあるかもです。

 

照明の役割り

スーパーマーケットだけでなく様々な、お店では照明の効果が大事です。

商品の見え方や、店内のイメージが悪ければ、売上に直結します。

照明効果を考える時、明るさと色温度というものが大事になります。

明るさの重要性は誰でもわかりますので色温度について説明します。

 

太陽が昇るときの明るさを照明の光に例えると、暖色系と言います。

あなたも黄色やオレンジ色の色合いを感じるでしょう。

 

太陽が沈む時は、さらに赤みが増す暖色系の光です。

日中や、南の地域などの光は、青みがかった白色の寒色系にわけます。

あなたも、家の明かりを考える時に、ランプの色合いで悩むことがあると思います。

 

お店は、売っている商品のイメージがあるためランプの色合いを気にします。

 

地域によっても、好みが違います。

暖色系と寒色系と分けましたが、寒い地域の北海道や東北、北陸の地域では、やはり温かみを感じる空間となるように暖色系の照明が好まれます。

沖縄や九州、関東では寒色系が好まれます。

スカッとした青白い光が好まれます。

 

全国の無印◯品の店舗照明を請け負ったことがありますが、木綿などの生成(きなり)色と呼ばれる系統の商品群と家具やオフィス用品などのコーナーごとに分けて照明を配置しています。

 

お店に行く機会がありましたら、見上げてみて下さい。

服や寝具のコーナーの上は、少し赤みのかかった照明です。

ほかのコーナーはスカッとした青白い照明になっています。

 

スーパーマーケットでは、どうかと言うと

全体の照明は揃えますが、コーナーごとに工夫をしています。

精肉コーナーでは、鮮度がより良く見えるように、赤みの強い光をあてます。

青果、野菜コーナーでは、より自然に見える明かりを選びます。

お店の入り口にあり、季節感を出すため、色温度だけでなくペンダント型と呼ばれる、吊り下げた照明を使うことがあります。

たくさんの果物や野菜など商品に影ができるので立体的に見えるのです。

難しいのは鮮魚です。マグロや白身の魚、光り物と呼ばれる魚などたくさんの種類があるので、新鮮さをアピールするためにスポットライトなどを使い、どのお店も苦労しています。

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LED照明の普及が進んでいますが、蛍光灯や電球に比べると、まぶしさやテカリが強い光なので、お年寄りや自然派志向のお客様には、少しイメージはよくありません。

 

こんな話があります。

主婦のお客様が、刺身売り場の照明効果が気になったのか本当に

「こんなに鮮やかなの?」と

売り場上にあるスポット照明から遠ざけて目視確認をして「これならいいわ」とお買い上げして、家に戻ったのです。

しかし家の照明は、普通の蛍光灯なので「あんなに売り場では鮮やだったのに???」

お店ではだまして売っているのではありません。家の照明効果も工夫した方が良いですね。

ダイニング、食卓の上の照明はペンダント型の吊り下げにして、立体感を出すのがポイントです。色合いはお好みのもので。

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スーパーマーケットは、お客様は目的があって買いに行く場合だけではないので、色々迷いながら歩いて、考えを巡らせます。

お店とお客様との心理戦攻防です。

これからは5G通信やVR、IoT技術などでスーパーマーケットは

どんなふうになるのでしょう。

立体映像で、料理レシピや試食をすすめる映像が流れるのでしょうか?

スマホから料理レシピのアプリを使い、お店のフード3Dプリンターで、自分の好みの惣菜が買えるのかもしれません。

おすすめ商品など買えば、ビーコンなどが察知してレジでなくてもお客様のスマホにチャリンチャリンなど音がしてポイントが貯まるお店ができつつあります。

 

飛躍的な技術革新が嵐のように日常生活にも、影響してきます。

仕組みや仕掛けを学びながら生活を楽しみたいですね。

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