「金のなる木」というとダーティーで一攫千金的なイメージありますよね。
しかし、これからの時代は大なり小なり、個人レベルで「金のなる木」を育てていかないとなりません。考えもつかないほどの早さでテクノロジーの発達が進んでいます。
あなたは5年後の未来が想像できますか?
お金や収入方法も今まで通りにいくとは限りません。分散して計画的に収入を増やしていく方法を考えてみましょう。
自分にあっているスタイルか? 自分の副業にどうか?などの参考にしてください。
この記事では次の情報が得られます
収入(ビジネスのスタイル)には2つの型がある
1つ目、収入の上げ方はフロー収入(ビジネス)と言われるものです。
フローとは流れを意味しますが、その言葉どおりのスタイルで収入は安定することはありません。常に新規客を作りながら、既存の顧客との関係を良好にしながら、売上を上げていくスタイルです。その時々の状況や戦力、環境によって売上は左右されがちです。
一般的なビジネス、多くの会社はこのスタイルが当たり前です。
2つ目はストック収入(ビジネス)
ストック収入(ビジネス)は蓄積を意味します。蓄積型の売上構造を持つビジネススタイルとなります。顧客の囲い込みをしながら、持続的に商品やサービスを提供していくスタイルです。
サブスクリプション、会員ビジネスがこれにあたります。具体的にはヨガ教室、塾事業、オンラインサロンなどがあります。一定の会員を確保することで安定的な収入や利益が得られ計画的な資金調達ができるため、企業にとっては有効な収益のスタイルです。
Amasonなどの宅配サービスやコンビニフランチャイズの本部は、これら2つの二面性をもったビジネススタイルです。
今回の記事は、これらの企業側のスタイルを理解した上で個人や身近なところで、企業を相手に個人が収入を得られる方法を説明します。
狩りから稲作へ
私は「狩りから稲作へ/レキシ」という唄が大好きです。
ビジネスマンには心を打つ唄なんです。私だけかもしれないけど☺️
毎日毎日、獲物が獲れるのか?
狩人(営業マン)はおびえています。
狩りの場所をかえるのか? 仕掛けをかえたほうが良いのか?
そんな心配はすることなく
稲作中心・・・稲作中心
に変えたいですよね。
って思うのは自分だけかな。
酔っ払うごとに名曲だと感じ入っていました。
話を戻します。
フロー収入(ビジネス)は、縄文時代の狩り中心なスタイルで、ストック収入(ビジネス)は弥生時代の稲作中心と言えます。
狩りでは、一発大物の獲物が獲れれば、みんながお腹いっぱいになりますが、獲物がないときは飢えて、水だけで食いつながないとなりません。まさしくフロー(流れ)にしたがうしかないのです。
稲作中心であれば、計画的に収穫してご飯が食べられます。高床倉庫にストック(蓄積)できますから、不作のときは、そこから米をだして、みんなで仲良く食事をとればよいのです。
銀座のオヤジさんや、スナックの営業マンは
本能的に、この唄のココロを感じていたかも です。
ストック収入は、お金も安定も手に入る
個人でも、企業が目指しているビジネス形態に乗って、ストック収入として 得られる方法があります。
わかりやすく説明すると長期に会員になるお客様を企業に紹介すれば良いのです。企業側は、宣伝費や営業費用をかけずに顧客が獲得できるわけですから、大助かりです。会社や企業からお礼が出る仕組みです。
- 紹介手数料
- 販売促進費
- マージン
- フィー
など色々な言い方がありますが正当な経理処理の方法で報酬が受け取れます。
個人が個人のお客様を紹介するパターンや個人が法人のお客様を紹介かるパターンなど、商品やサービスによって違いますが、様々な方法があります。
会員ビジネスやサブスクビジネスに取り組んでいる会社が紹介手数料やマージンを支払うわけではないので注意ください。
ストック収入(ビジネス)の例
「所有しない経営」「買うから使う時代」になっています。ある機器メーカーは、5年以上の長期レンタルで設備をホテル・旅館や病院、飲食店などに販売をしたい商品を持っています。
紹介したお客様が1ヶ月に3万円でレンタル契約すると紹介者には10%の3,000円が支払われます。しかも契約期間の5年間支払いが継続されます。
3千円✖️60ヶ月=18万円です
10件のユーザーを1年で紹介すると1年後には、毎月 3万円が支払われます。「3万円くらいじゃ飲み屋さんに1回2回いけば終わってしまう」
と言わないでくださいね。
毎月、3万円の支払いがあるわけです。5年間トータルすれば180万円の入金が予定されるわけです。
3年間がんばって30件紹介すれば、3年後は毎月9万円、毎月ですよ。
紹介してメーカーが契約さえすれば、そのあとの仕事や責任はないので利益性は抜群です。
また違うケースでは、どんな建物にもある業務用の空調機器。
大きな建物の病院や大学、大きな建物は20年、30年と経過すると空調設備を取り替えなければなりません。設備の撤去から、新して設備費用、そして工事費など合計すると1千万単位でお金が必要です。
居酒屋やレストラン、ドラッグストアの建物クラスでも、数百万円の出費となります。
それらを経営する企業は1箇所の建物だけではないため、それらの設備更新のお金を予算化するだけでもたいへんです。
それらをレンタルする商社、会社が出てきています。
それらの物件を商社に紹介すると、紹介手数料が支払われます。居酒屋クラスで、数十万円、大型の病院で百万円単位というケースもあります。
ほかにもサブスク、オンライン(リアル)サロン・ビジネスで会員を集めたい企業や飲食店などが宣伝広告費をかけずに会員を集められれば、紹介手数料を支払っても集客をしたいわけです。ネットやSNSを駆使して、集客できれば効率は良いですね。
ストックビジネスの注意点
ストックビジネスの注意点やリスクも知っていただくため以下に記します。
- 企業、メーカーの資金力、経営体制などしっかりしていないと長期間のビジネス自体がなくなってしまう
- 紹介した先が倒産したり支払いが滞る場合は、回収のサポートなど、紹介者としての責任範囲など明記した契約書の取り交わしや確認が必要
- 新規性の商品やシステムなど規制や認可の問題などないか確認が必要
フロービジネスが当たり前の時代が長く続いてきましたが、これからは多くの人がストックビジネスに参加して、収入の方法の1つにしていくことで安定、安心が手に入れられます。